レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドは今週、パートナーのジョージナ・ロドリゲスとの間に自身４人目の子どもが誕生したことを発表したが、彼がめざすのはさらなる大家族。そして、仕事の面でもさらなる栄光をめざしている。

　12月に発表となる2017年バロンドールの有力候補に挙げられているC・ロナウドだが、『ESPN』が伝えたところによると、フランス紙『レキップ』のインタビューで、個人の名誉をめざすことがすべてではなくなったと述べたという。

「（バロンドールのことは）あまり気にしていない。もうすぐ33歳、僕の世界はサッカーだけじゃないし、他にも重要なことがある」

　ただし、バロンドールが大きな目標のひとつであることに変わりはなく、通算５度目となる今年の受賞についても自信を覗かせた。「バロンドールを受賞したいかと聞かれれば、もちろん答はイエスだ。５回のバロンドール受賞が、後世にどんな意味を持って伝わるかを知っているからね」

　さらに彼は、こうも続けている。

「僕は子どもが７人欲しいんだ。そして、同じようにたくさんのバロンドールを獲得したいとも思っている。プレーしている限り、獲得可能なすべての賞やタイトルをめざすのは当然だからね。５回目のバロンドールは僕の夢。その夢が叶ったら、来年は６つ目をめざすよ」

　今シーズンのC・ロナウドは、リーガ・エスパニョーラで１ゴールと得点力不足を指摘されている。それでも彼は、ゴールだけで評価されることをまるで気にしていないと述べている。

「僕はゴールマシンのように見られている。だから、『ゴールは決めなかったけどプレーは良かったね』とは絶対にならない。ゴールだけでジャッジされるんだ」

「批判は受け入れるけど、同意はしない。だから、あえて僕のプレーに関するコメントを聞いたり、記事を読んだりはしないようにしている。でも、受け入れるしかない。世界をコントロールすることはできないからね」

　スペイン・メディアは以前、C・ロナウドがR・マドリーのチームメートと、今シーズンの得点王になれるか賭けをしたと報じている。周囲の見方に振り回されないC・ロナウドは、爆発的な得点力を取り戻し、さらなるバロンドール獲得に向けて歩みを進めることができるだろうか。