【選手権予選】土曜日の結果を速報! 東京AB、大阪など新たに9都府県で代表校が決定!

カテゴリ:高校・ユース・その他

高校サッカーダイジェスト編集部

2017年11月11日

東京ABは両決勝とも白熱の攻防戦に。

突破を図る関東一のFW村井(9番)。東京A決勝は関東一が1-0で成立学園をかわし、2年連続で出場権を奪取した。写真:徳原隆元

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 11月11日、全国高校サッカー選手権大会の地区予選決勝が各地で開催され、新たに10校が本大会行きを決めた。
 
 まずは、東京AB決勝だ。関東一と成立学園が対峙したA決勝は終盤まで拮抗した展開が続いた。ようやく均衡が破れたのは後半33分。ゴール前フリーでボールを受けた関東一の重田快が冷静に流し込み、これが決勝点に。2年連続2回目の出場だ。B決勝は、國學院久我山と実践学園の顔合わせ。終盤までスコアが動かず、拮抗した展開で迎えた後半30分。実践学園は退場者を出して10人となってしまう。それでも、懸命の粘りで戦い抜くと延長後半のアディショナルタイム、ミラクルを起こすのだ。CKから10番の武田義臣が押し込む劇的弾! 4年ぶり3回目の本大会行きを掴んだ。
 
 全国有数の激戦区である大阪は、履正社と大阪桐蔭がファイナルで鎬を削った。まさに実力伯仲の好勝負。前半36分に大阪桐蔭が菊井悠介の得点で先制すると、その2分後に履正社も負けじと同点に追いつく。来春の横浜F・マリノス入団が内定している町野修斗がねじ込んだ。そして後半15分、勝ち越したのは大阪桐蔭。今岡陽太が殊勲弾を蹴り込み、試合は2-1のままタイムアップを迎えた。9年ぶりの檜舞台だ。
 
 四日市中央工と三重が戦った三重決勝は後者が逆転勝ち。インターハイに続く全国行きで、選手権は今回が初出場となる。岐阜決勝は帝京大可児が3-1で各務原を下して5年ぶりに覇権を奪還した。大社が王者・立正大淞南に挑んだ島根決勝はどちらも一歩も譲らない一進一退の攻防戦。0-0で迎えた後半37分、FKから決勝点を奪ったのは立正大淞南だった。大社は惜しくも2年ぶりの戴冠を逃がしている。
 
 芳之内啓のミドルシュート2発で愛媛決勝をモノにしたのが松山工。あと一歩で1-2の逆転負けを喫した今治東は、今治勢として初の選手権出場を目ざしたが、悲願成就は持ち越しとなった。香川決勝では高松商が自慢の堅守で四国学院大香川西を封殺。後半2分にCKから相手のオウンゴールを誘って均衡を破ると、同26分に加点し、敵の反撃を1点に食い止めて激闘を制した。
 
 佐賀東と佐賀学園の息詰まる一戦となった佐賀決勝は、後半17分に途中出場の主将・江頭弘太が奪ったリードを守り切り、佐賀東が名乗りを上げた。2年連続の栄冠だ。沖縄は準決勝で那覇西の3連覇を阻んだ宜野湾が余勢を駆り、決勝でも浦添に2-0で快勝。19年ぶりに凱歌を上げている。
 
 11月11時点で出場全48校のおよそ半数となる25校の出場が確定。ここまでの初出場校は、三重の1チームのみだ。
 
 明日日曜日は新潟、兵庫、徳島、高知、長崎、大分、そして鹿児島の7県で代表校が決定する。

東京B決勝。実践学園(青)は終盤に10人となりながらも延長後半の劇的なAT弾で凱歌を上げた。写真:徳原隆元

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