「一緒に戦ってほしかった」柿谷曜一朗が涙を浮かべ背番号20への想いを語る

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月04日

決勝では、自身のユニホームの下に20番のユニホームを着用。

チームを初優勝に導いたキャプテンの柿谷。フラッシュインタビューでは目に光るものも。写真:田中研治

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[ルヴァン杯決勝]C大阪 2-0 川崎/11月4日/埼玉
 
 セレッソ大阪の主将・柿谷曜一朗が初タイトルの喜びを噛み締めた。

 
 優勝の喜びを問われた背番号8は、「優勝できてうれしいが、ここが新たなスタートとして。今日は精一杯喜んでもいいと思います」と、冷静な語り口で答えた。
 
 ただし、自身は1点リードの84分に交代を命じられ、ピッチを後にすることに。これには納得がいかなかったのか、「最後までピッチに立っていられなかったのは悔しい」と本音も垣間見えた。
 
 そして、決勝では自身のユニホームの下に、先輩である酒本憲幸の背番号20のユニホームを着用していたことを問われると、柿谷は目にうっすらと涙を浮かべ、「一緒に戦いたかった。それをピッチの中で伝えたかったんですけど……。まあ、でも優勝できて良かったです」と、言葉に詰まりながらも不在のチームメイトに想いを馳せた。
 
 さらに柿谷は「キャプテンとしてもっともっとみんなを引っ張って、こういう想いをたくさんさせたいと思うので、今日はみんなで一緒に喜びましょう」と語り、主将としてさらなるチームの飛躍を誓った。

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