右サイドで躍動したのは俊英グレイ!
監督解任に舵を切ったレスター・シティが、その新たな船出を見事快勝で飾ってみせた。現地時間10月29日に行なわれたプレミアリーグ10節で、エバートンを2-0で下したのだ。
10月25日にクロード・ピュエル新監督を招聘したレスターは、新たなシステム「4-4-1-1」で初陣に臨んだ。
1トップには絶対的なエースのジェイミー・ヴァーディーが入り、その1列下にはリャド・マハレズを配置。そして両サイドには右にデマライ・グレイ、左にベン・チルウェルをそれぞれ起用して、前節にゴールを決めていた岡崎慎司はベンチスタートとなった。
一方のエバートンもロナルド・クーマン監督を更迭と、両者ともに仕切り直しの位置づけとなった一戦。開始3分にグレイがミドルシュート、7分にCKからウェズ・モーガンが強烈なシュートでゴールに迫るなど、レスターが積極果敢な姿勢を見せて立ち上がりの主導権を握った。
スピーディーな攻撃を展開したレスターは、先発に抜擢された俊英を起点とした速攻から先制点を決める。
18分、自陣右サイドから持ち出したグレイが、トム・デイビス、イドリッサ・ゲイエ、ウェイン・ルーニーを瞬く間に抜き去って中央へと切り込むと、右サイドのマハレズへパスを送る。これを受けたアルジェリア代表MFがゴール中央へ折り返すと、最後はヴァーディーが豪快に蹴り込んでネットを揺らした。
得意のドリブルから先制点をもたらしたグレイは、さらに勢いに乗り、ふたたび相手守備陣の牙城を崩す。29分、左サイドでのカットインから鋭いクロスボールをボックス内に供給すると、これをクリアしようとした相手DFジョンジョ・ケニーが空振り。ボールはそのままゴールへと吸い込まれた。
2点を先行されたエバートンは、主砲のルーニーを起点に相手ゴールへと迫ったが、守護神キャスパー・シュマイケルや主将モーガンを中心としたレスターの守備網を突き破れず。0-2で折り返した。
ビハインドを追うエバートンは、後半開始時にストライカーのウマル・ニアスと若手MFのベニ・バニンギメを投入。同時にルーニーを中盤へ下げて司令塔の役割を託し、ボールポゼッション率を高めてレスターを押し込んだ。
前半とは一転して守勢に回ったレスターは、75分に運動量が落ち始めていたマハレズを下げて岡崎をピッチに送り込む。すると、日本代表FWが前線からのプレッシャーを強化、エバートンの攻撃を再度停滞させた。
岡崎の執拗なチェックが効果的に働いたこともあり、エバートンはゴール前にほとんど踏み込めず、攻撃陣は沈黙。結局、最後までレスターの堅牢を崩せず、完封負けを喫した。
公式戦3連勝を飾ったレスター。相手に押し込まれた後半の戦い方には課題が見えたものの、新指揮官ピュエルが採用した新たな布陣が見事にハマり、快勝を飾った。願ってもないリスタートであり、チームにとって大きな自信となるはずだ。
そうした上昇気流に岡崎は上手く乗っていくことができるのか? プレミアリーグで4ゴールを決めている今シーズンの好調さを持続させるためにも、なんとか先発の座を奪い返したいところだ。
10月25日にクロード・ピュエル新監督を招聘したレスターは、新たなシステム「4-4-1-1」で初陣に臨んだ。
1トップには絶対的なエースのジェイミー・ヴァーディーが入り、その1列下にはリャド・マハレズを配置。そして両サイドには右にデマライ・グレイ、左にベン・チルウェルをそれぞれ起用して、前節にゴールを決めていた岡崎慎司はベンチスタートとなった。
一方のエバートンもロナルド・クーマン監督を更迭と、両者ともに仕切り直しの位置づけとなった一戦。開始3分にグレイがミドルシュート、7分にCKからウェズ・モーガンが強烈なシュートでゴールに迫るなど、レスターが積極果敢な姿勢を見せて立ち上がりの主導権を握った。
スピーディーな攻撃を展開したレスターは、先発に抜擢された俊英を起点とした速攻から先制点を決める。
18分、自陣右サイドから持ち出したグレイが、トム・デイビス、イドリッサ・ゲイエ、ウェイン・ルーニーを瞬く間に抜き去って中央へと切り込むと、右サイドのマハレズへパスを送る。これを受けたアルジェリア代表MFがゴール中央へ折り返すと、最後はヴァーディーが豪快に蹴り込んでネットを揺らした。
得意のドリブルから先制点をもたらしたグレイは、さらに勢いに乗り、ふたたび相手守備陣の牙城を崩す。29分、左サイドでのカットインから鋭いクロスボールをボックス内に供給すると、これをクリアしようとした相手DFジョンジョ・ケニーが空振り。ボールはそのままゴールへと吸い込まれた。
2点を先行されたエバートンは、主砲のルーニーを起点に相手ゴールへと迫ったが、守護神キャスパー・シュマイケルや主将モーガンを中心としたレスターの守備網を突き破れず。0-2で折り返した。
ビハインドを追うエバートンは、後半開始時にストライカーのウマル・ニアスと若手MFのベニ・バニンギメを投入。同時にルーニーを中盤へ下げて司令塔の役割を託し、ボールポゼッション率を高めてレスターを押し込んだ。
前半とは一転して守勢に回ったレスターは、75分に運動量が落ち始めていたマハレズを下げて岡崎をピッチに送り込む。すると、日本代表FWが前線からのプレッシャーを強化、エバートンの攻撃を再度停滞させた。
岡崎の執拗なチェックが効果的に働いたこともあり、エバートンはゴール前にほとんど踏み込めず、攻撃陣は沈黙。結局、最後までレスターの堅牢を崩せず、完封負けを喫した。
公式戦3連勝を飾ったレスター。相手に押し込まれた後半の戦い方には課題が見えたものの、新指揮官ピュエルが採用した新たな布陣が見事にハマり、快勝を飾った。願ってもないリスタートであり、チームにとって大きな自信となるはずだ。
そうした上昇気流に岡崎は上手く乗っていくことができるのか? プレミアリーグで4ゴールを決めている今シーズンの好調さを持続させるためにも、なんとか先発の座を奪い返したいところだ。