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【ブンデス日本人】ケルンは逆転負けで大迫も見せ場なし…香川、酒井、伊藤が出場もチームはいずれも敗北

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月29日

3日前のカップ戦勝利も浮上のきっかけとならず

49分には相手のファウルで右足首を痛めて倒れた大迫。これまでと違うポジションや、フォローの少ない状況で奮闘したものの、前線で大きな仕事を果たすことはできなかった。 (C) Getty Images

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 10月28日(現地時間)、ブンデスリーガ第10節が行なわれ、ケルンは1-2でレバークーゼンに敗れた。

 3日前のDFBカップ2回戦でヘルタ・ベルリンを3-1で下し、実に公式戦13試合ぶりの勝利を飾ったケルンは、リーガでの初勝利を狙って、敵地での「ライン・ダービー」に臨んだ。
 
 ヘルタ戦では後半途中からの出場となった大迫勇也だが、今回はスタメン。ただ、定位置である2トップの一角ではなく、2列目の右サイドに位置取った。久々の勝利を飾った一戦での2トップ(ギラシーとツォラー)をシュテーガー監督が残したかったからかもしれない。
 
 立ち上がりからホームチームが攻勢。大部分の時間でボールを保持しながら敵陣で試合を進め、8分には右サイドのクロスからベイリー、フォラントが立て続けにシュートを放つなど、チャンスも生み出した。
 
 しかし、先制点を奪ったのは、ほとんど攻められないケルンの方だった。23分、右からのロングスローをゴール前でうまくトラップしたギラシーが、強靭なフィジカルを活かし、強引な反転からシュートをねじ込んで自身初ゴールを決めたのだ。
 
 7割以上のボールポゼッションを誇りながらもリードを許したレバークーゼンは、同点とすべく攻勢を強め、32分にはブラントとのパス交換で右サイドを破ったベイリーがマイナスの折り返し。これをフォラントが合わせたが、決定的なシュートはケルンDF陣にブロックされた。
 
 前半はこのままのスコアで終了。ケルンは先制後、落ち着いた対応から効果的なカウンターを見せたりもしたが、徐々に守勢一方となった。大迫は途中からツォラーに代わって前線に立ち、高いキープ力や良いパス出したものの、前線では決定的な仕事は披露できなかった。
 
 後半もレバークーゼンは立ち上がりから敵陣でボールをキープ。これに対し、ケルンは50分あたりからカウンターで反撃に転じるようになったが、54分にホームチームの同点を許す。
 
 ペナルティーエリア手前にいたアラリオに縦パスが入ると、ボールはフォラントを経てDFライン裏側に走り込んだベイリーへ。GKホルンをかわしたベイリーは難なく、無人のゴールに流し込んだ。
 
 ようやく追い付いたレバークーゼンは、さらに逆転を狙ってケルン・ゴールに迫り続け、65分に再びベイリー、67分にはブラントが惜しいシュートを放つが、いずれもホルンの好守に阻まれる。
 
 対するケルンは、カウンターからビッテンコート、ギラシーがフィニッシュまで持ち込み、70分には大迫に代わって出場したハンドベルカーがエリア左端から強烈なシュートで、GKレノの牙城を脅かした。
 
 レバークーゼンは72分にアラリオがエリア内でDFをかわして得点機を迎えるが、シュートは身体を投げ出したソーレンセンにブロックされる。しかしその後、CKでターのヘディングシュートを、手前にいたベンダーが右足で少し軌道を変え、ゴール右隅に流し込んだ。
 
 逆転に成功したホームチームはさらに85分、カウンターでブラントのスルーパスを受けたベイリーが左サイドを突き進んで中央へグラウンダーのクロス。これにフォラントが合わせてゴール右隅に決める。しかし、カウンターを仕掛けた際、ベイリーがハンドを犯したとして、VARによってトドメのゴールは取り消された。
 
 ケルンにとっては勝点獲得のチャンスが残されたが、試合の流れが変わることはなく、そのまま両チームは試合終了を迎えた。
 
 先制した際には、これまでとは違うかもと期待させたケルンだったが、守備陣が持ちこたえられず、また攻撃陣も相手に大きな脅威を与えられなかった。大迫も64分にピッチを退くまで、ゴールを生み出すプレーは全く見せられず。浮上のきっかけを掴むことはできなかった。
 
 なお28日の試合では大迫以外に、ハノーファー対ドルトムントで香川真司が後半からカストロに代わって途中出場。試合は常に先手を取られる展開で、ザガドゥの退場で数的不利を強いられたドルトムントは、2-4でこのアウェーマッチを落とし、ついに首位から陥落することとなった。
 
 また、ヘルタ対ハンブルク戦では、酒井高徳がキャプテンとして先発出場を果たし、伊藤達哉は68分にウッドに代わって登場したが、1-2で敗れて3連敗&8試合白星なし(1分け7敗)……。対する、原口元気が出場停止中のヘルタは、リーグでは5試合ぶり、公式戦では8試合ぶりの勝利を挙げている。
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