【CL】マンUら3チームが全勝で新体制バイエルンも快勝! A・マドリーはいまだ勝星なし…

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月19日

新監督の下で心機一転のバイエルンは3発完勝!

新監督の信頼に応え、ミュラーは大きな仕事を果たした。バイエルンは完全復調を果たせるか。 (C) Getty Images

画像を見る

 10月18日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第3節の残り8試合が行なわれた。


 グループAの首位を走るマンチェスター・ユナイテッドは、敵地でのベンフィカ戦でも後半、幸運なかたちで奪った1点を守り切って勝利。無傷の3連勝を飾っている。
 
 64分、ラッシュフォードが左サイドのFKでクロス性のボールを入れる。ベンフィカのGKスビラーにとってはイージーボールのはずだったが、後方に下がりながらこれをキャッチした彼は、ゴールラインを越えてしまっていた……。
 
 痛恨のミスを犯してしまったスビラーは18歳。CL史上最年少のGKという記録を作ったものの、このベルギー人にとっては苦いデビュー戦となってしまった。
 
 グループBでも、パリ・サンジェルマンが全勝をキープ。アンデルレヒトとのアウェーゲーム、3分のエムバペの先制弾を皮切りに、カバーニ、ネイマール、ディ・マリアと、このチームが誇る攻撃のタレントが揃ってゴールを挙げ、大差での完封勝利を挙げた。
 
 一方、前節にそのパリSGに0-3の完敗を喫したことで、アンチェロッティ監督が解任される事態となったバイエルンは、監督業を再開させた老将ハインケスの下で心機一転、ホームでセルティック相手に3発完勝。先制点は、前任監督の下では立場が不安定だったミュラーによってもたらされた。
 
 グループCは、2戦ともドロー決着。首位攻防戦となったチェルシーとローマの一戦は、撃ち合いとなり、3-3でともに無敗をキープしている。
 
 気がかりなのは、アトレティコ・マドリーだ。1分け1敗で迎えた今節、アウェーとはいえ、格下であるアゼルバイジャンのカラバフが相手ということで勝利は義務とされていたが、チャンスを活かせないまま試合終了を迎えてしまった。
 
 一方、今節で唯一のスコアレスドローとなったこの一戦で、カラバフは75分に負った数的不利を乗り越え、CLで初の勝点をゲットしている。
 
 最後にグループD。2強と目されるバルセロナとユベントスは、前者がオウンゴールで先制点を奪い、逆に後者はアレックス・サンドロのオウンゴールでビハインドを負うという対照的な展開となったが、オリンピアコス、スポルティング相手に、順当な結果に終わった。バルサは全勝キープ、そしてユーベが勝点3でこれを追っている。
 
 3節を終え、各グループの勢力分布がより明確になってきたCL。次ラウンド進出チームが生まれる可能性がある次節は、10月31日にグループA~D、11月1日にE~Hが、それぞれ試合を行なう。
 
◇グループA
ベンフィカ 0-1 マンチェスター・ユナイテッド
得点:ラッシュフォード(64分)
CSKAモスクワ 0-2 バーゼル
得点:ジャカ(29分)、オベルラン(90分)
順位
1位 マンチェスター・U 勝点9
2位 バーゼル 勝点6
3位 CSKAモスクワ 勝点3
4位 ベンフィカ 勝点0
 
◇グループB
バイエルン 3-0 セルティック
得点:ミュラー(17分)、キミッヒ(29分)、フンメルス(51分)
アンデルレヒト 0-4 パリ・サンジェルマン
得点:エムバペ(3分)、カバーニ(44分)、ネイマール(66分)、ディ・マリア(88分)
順位
1位 パリSG 勝点9
2位 バイエルン 勝点6
3位 セルティック 勝点3
4位 アンデルレヒト 勝点0
 
◇グループC
カラバフ 0-0 アトレティコ・マドリー
チェルシー 3-3 ローマ
得点:チ=D・ルイス(11分)、アザール(37・75分) ロ=コラロフ(40分)、ゼコ(64・70分)
順位
1位 チェルシー 勝点7
2位 ローマ 勝点5
3位 A・マドリー 勝点2
4位 カラバフ 勝点1
 
◇グループD
バルセロナ 3-1 オリンピアコス
得点:オウンゴール(18分)、メッシ(61分)、ディーニュ(64分) オ=ニコラオウ(90分)
ユベントス 2-1 スポルティング
得点:ユ=ピャニッチ(29分)、マンジュキッチ(84分) ス=オウンゴール(12分)
順位
1位 バルセロナ 勝点9
2位 ユベントス 勝点6
3位 スポルティング 勝点3
4位 オリンピアコス 勝点0

ノーゴールをアピールするベンフィカの若き守護神だったが……。試合後、同国人のルカクをはじめ、マンチェスター・Uの選手からも慰められていた。 (C) Getty Images

画像を見る

またしても勝点3を奪えなかったA・マドリー。グリエーズマンも不発に終わった。一方、カラバフは歴史的な勝点1を喜んだ。 (C) REUTERS/AFLO

画像を見る

【関連記事】
パリSGの「MCN」が4度目の全員ゴール! ネイマールとカバーニもピッチ内は連携良好
ピケ退場で数的不利になるも…メッシの美弾など3発快勝のバルサが首位固め!
アザールとゼコが2発ずつの乱打戦! チェルシーとローマが痛み分け
カバーニがネイマールとの関係について「友人になる必要なんてない」ときっぱり
「恥ずべき敗北」「外国籍選手に頼りすぎだ」レッズに敗れた上海上港を中国メディアが糾弾!
【CL第3節】リバプールは大量7発! ライプツィヒは3戦目で歴史的初勝利! etc.

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト いよいよ大詰め!
    4月4日発売
    アーセナル、リバプール、
    マンチェスター・シティ
    プレミア3強 徹底解剖
    歴史的な三つ巴は最高潮へ!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ