「遠藤はほぼすべてのデュエルに勝利していた」と満足気な表情。
[ACL準決勝 第2戦]浦和1-0上海上港/10月18日/埼玉
「とても素晴らしい試合でした。浦和にとって、ベストなゲームのひとつでしょう」
ACL準決勝・第2戦の視察に訪れた日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、試合を振り返ってこう切り出した。
「ポゼッションでは上海上港のほうが上回っていたでしょう。ただ、浦和は全員で守り切ることで、相手に決定的なチャンスを作らせなかった。特に槙野(智章)、遠藤(航)のプレーは素晴らしく、遠藤はほぼすべてのデュエルに勝利していました」
ハリルホジッチ監督が称賛した槙野は、対面のフッキを徹底マークで抑え込んだ。また、右SBとして起用された遠藤は、ボールホルダーへの積極的なアプローチを披露し、攻撃の起点を作らせなかった。浦和の守備が機能した背景には、日本代表DFふたりの活躍があったことは確かだろう。
最後に「興梠(慎三)や武藤(雄樹)の守備も素晴らしかったが、何より全員がチームに貢献していました」と語り、満足気にスタジアムを後にしたハリルホジッチ。日ごろから“デュエル”の重要性を説く日本代表監督にとっても、見応えのある好ゲームだったようだ。
取材・文:梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出
「とても素晴らしい試合でした。浦和にとって、ベストなゲームのひとつでしょう」
ACL準決勝・第2戦の視察に訪れた日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、試合を振り返ってこう切り出した。
「ポゼッションでは上海上港のほうが上回っていたでしょう。ただ、浦和は全員で守り切ることで、相手に決定的なチャンスを作らせなかった。特に槙野(智章)、遠藤(航)のプレーは素晴らしく、遠藤はほぼすべてのデュエルに勝利していました」
ハリルホジッチ監督が称賛した槙野は、対面のフッキを徹底マークで抑え込んだ。また、右SBとして起用された遠藤は、ボールホルダーへの積極的なアプローチを披露し、攻撃の起点を作らせなかった。浦和の守備が機能した背景には、日本代表DFふたりの活躍があったことは確かだろう。
最後に「興梠(慎三)や武藤(雄樹)の守備も素晴らしかったが、何より全員がチームに貢献していました」と語り、満足気にスタジアムを後にしたハリルホジッチ。日ごろから“デュエル”の重要性を説く日本代表監督にとっても、見応えのある好ゲームだったようだ。
取材・文:梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出