原口は前節の活躍が霞む一発レッド。
ヨーロッパの主要リーグでプレーする日本人選手の採点を、ウェブサイト『WhoScored.com』のレーティングを基にまとめて紹介する。(10点満点で新聞や放送メディアなどの点数より全体的に高め)。
代表ウィーク明けで長旅の疲れも考慮され、絶対的なレギュラーである乾貴士(エイバル)がベンチを外れたほか、岡崎慎司(レスター)や香川真司(ドルトムント)、浅野拓磨(シュツットガルト)らはベンチ入りするも出場機会がなかった。
出番を得た選手も軒並み厳しい評価に終わった。ミランとのダービーに勝利(3-2)したインテルの長友佑都は、チーム最低の6.10点。ライバルのダウベルトとの定位置争いを制して左SBで先発フル出場を果たしたものの、対峙した右WBファビオ・ボリーニとのマッチアップで劣勢を強いられた場面が目立った。
ヘルタ・ベルリンの原口元気は、シャルケ戦(0-2)の前半終了間際に危険なタックルで見舞ってレッドカードを食らい、ブンデスリーガで初めての退場処分を受けた。採点は6.22点で、前節のバイエルン戦で見せた3人抜きアシストがすっかり霞んでしまった印象だ。
マインツ戦(2-3)に2試合連続でスタメン出場を飾った伊藤達哉(ハンブルク)は、持ち味のテクニックを活かして果敢な仕掛けを披露した。ただ、またしても50分過ぎに足が攣って交代となったこともあり、評価は5.88点と辛口だった。
なお、試合を通して精彩を欠いたチームメイトの酒井高徳は6.25点。68分から途中出場したマインツの武藤嘉紀は、見せ場を作れず6.11点だった。
厳しい採点が多い中、唯一の7点台(7.03点)をマークしたのがサウサンプトンの吉田麻也だ。上り調子のニューカッスル攻撃陣を相手に奮闘し、3試合ぶりの勝点奪取(2-2)に貢献した。
同じく高評価だったのが、AZ戦(1-1)に先発出場した堂安律(フローニンヘン)。公式戦3試合連続ゴールは挙げられなかったとはいえ、スルーパスに反応してPKを奪取。同点ゴールをお膳立てしている。いまや攻撃の中心になりつつあり、今後の活躍から目が離せない。
採点は下記の通り。※[ ]内は今シーズンの平均採点
プレミアリーグ
吉田麻也(サウサンプトン)7.03[7.02]
岡崎慎司(レスター)出場なし[6.62]
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士(エイバル)出場なし[6.29]
柴崎岳(ヘタフェ)出場なし[6.65]
セリエA
長友佑都(インテル)6.10[6.64]
ブンデスリーガ
大迫勇也(ケルン)6.85[6.40]
長谷部誠(フランクフルト)6.45[6.76]
酒井高徳(ハンブルク)6.25[6.40]
原口元気(ヘルタ・ベルリン)6.22[6.32]
武藤嘉紀(マインツ)6.11[6.82]
伊藤達哉(ハンブルク)5.88[6.05]
鎌田大地(フランクフルト)出場なし[6.33]
香川真司(ドルトムント)出場なし[6.70]
浅野拓磨(シュツットガルト)出場なし[6.34]
リーグ・アン
酒井宏樹(マルセイユ)6.46[6.73]
川島永嗣(メス)6.46[6.71]
エールディビジ
堂安律(フローニンヘン)6.91[7.05]
小林祐希(ヘーレンフェーン)6.19[6.85]
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
代表ウィーク明けで長旅の疲れも考慮され、絶対的なレギュラーである乾貴士(エイバル)がベンチを外れたほか、岡崎慎司(レスター)や香川真司(ドルトムント)、浅野拓磨(シュツットガルト)らはベンチ入りするも出場機会がなかった。
出番を得た選手も軒並み厳しい評価に終わった。ミランとのダービーに勝利(3-2)したインテルの長友佑都は、チーム最低の6.10点。ライバルのダウベルトとの定位置争いを制して左SBで先発フル出場を果たしたものの、対峙した右WBファビオ・ボリーニとのマッチアップで劣勢を強いられた場面が目立った。
ヘルタ・ベルリンの原口元気は、シャルケ戦(0-2)の前半終了間際に危険なタックルで見舞ってレッドカードを食らい、ブンデスリーガで初めての退場処分を受けた。採点は6.22点で、前節のバイエルン戦で見せた3人抜きアシストがすっかり霞んでしまった印象だ。
マインツ戦(2-3)に2試合連続でスタメン出場を飾った伊藤達哉(ハンブルク)は、持ち味のテクニックを活かして果敢な仕掛けを披露した。ただ、またしても50分過ぎに足が攣って交代となったこともあり、評価は5.88点と辛口だった。
なお、試合を通して精彩を欠いたチームメイトの酒井高徳は6.25点。68分から途中出場したマインツの武藤嘉紀は、見せ場を作れず6.11点だった。
厳しい採点が多い中、唯一の7点台(7.03点)をマークしたのがサウサンプトンの吉田麻也だ。上り調子のニューカッスル攻撃陣を相手に奮闘し、3試合ぶりの勝点奪取(2-2)に貢献した。
同じく高評価だったのが、AZ戦(1-1)に先発出場した堂安律(フローニンヘン)。公式戦3試合連続ゴールは挙げられなかったとはいえ、スルーパスに反応してPKを奪取。同点ゴールをお膳立てしている。いまや攻撃の中心になりつつあり、今後の活躍から目が離せない。
採点は下記の通り。※[ ]内は今シーズンの平均採点
プレミアリーグ
吉田麻也(サウサンプトン)7.03[7.02]
岡崎慎司(レスター)出場なし[6.62]
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士(エイバル)出場なし[6.29]
柴崎岳(ヘタフェ)出場なし[6.65]
セリエA
長友佑都(インテル)6.10[6.64]
ブンデスリーガ
大迫勇也(ケルン)6.85[6.40]
長谷部誠(フランクフルト)6.45[6.76]
酒井高徳(ハンブルク)6.25[6.40]
原口元気(ヘルタ・ベルリン)6.22[6.32]
武藤嘉紀(マインツ)6.11[6.82]
伊藤達哉(ハンブルク)5.88[6.05]
鎌田大地(フランクフルト)出場なし[6.33]
香川真司(ドルトムント)出場なし[6.70]
浅野拓磨(シュツットガルト)出場なし[6.34]
リーグ・アン
酒井宏樹(マルセイユ)6.46[6.73]
川島永嗣(メス)6.46[6.71]
エールディビジ
堂安律(フローニンヘン)6.91[7.05]
小林祐希(ヘーレンフェーン)6.19[6.85]
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部