【U-17W杯】日本戦2発のフランス代表エースは、とんでもない超人気銘柄だった!

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月12日

複数のメガクラブが動向を追う本格派ストライカー

U-17W杯ではすでに4得点を挙げ、得点ランクの単独首位を走るグイリ。フランスでは「ベンゼマの再来」とも。(C)Getty images

画像を見る

 インドで開催中のU-17ワールドカップ。水曜日に日本代表はグループリーグ最大の強敵であるフランスと戦うも、善戦虚しく1-2で敗れた。その試合で鮮烈の2ゴールを決めたのがフランス代表のエースストライカー、アミーヌ・グイリだ。
 
 将来を嘱望される選手が多い今回の“小さなレ・ブルー”において、より注目度が高いのがこのリヨンの点取り屋。カリム・ベンゼマの再来と謳われ、今年5月のU-17ヨーロッパ選手権では8ゴールを挙げて得点王に輝いた。日本戦でも示した通り、強さ、速さ、巧さを兼備する本格派だ。
 
 そんなグイリは、すでに欧州の移籍市場で超が付くほどの人気銘柄となっている。来夏の獲得を目ざすのは、ユナイテッドとシティのマンチェスター勢、アーセナル、ミランなど錚々たる顔ぶれ。なかでも長きに渡ってスカウトを送り込んで動向を注視し、アーセン・ヴェンゲル監督自身が強い関心を抱いているアーセナルが最有力候補だ。
 
 今夏、アレクサンドル・ラカゼットをリヨンから引き抜いたガンナーズ。次はグイリをと意気込むが、そこは商売上手のリヨンだけに一筋縄では行かない。今大会ではニューカレドニア戦、日本戦でともに2ゴールを挙げ、すでに4得点をマーク。スコアランキングの首位を走り、「もっと活躍してさらに世界的な知名度を高め、移籍金を釣り上げる」というのがリヨン側の思惑だろう。英紙『Daily Star』などは「ヴェンゲルはインドでグイリがあまり活躍しないように祈っているはずだ」とし、「ラカゼットの件でリヨンはガードが固くなっている。とくにアーセナルに対する警戒心が強い」と報じている。
 
 この夏にトップチームに昇格し、17歳にしてプロになったグイリ。セカンドチームやUEFAユースリーグには出場しているものの、いまだトップチームデビューは果たしていない。リヨンは今大会終了後にもプロデビューを飾らせる予定だ。
【関連記事】
【U-17W杯】「不屈のスピリットを見せた」フランス専門誌が日本の粘りを称える
【U-17W杯】「消極的になってしまった」森山佳郎監督が悔やんだのは前半の戦い方
【U-17W杯】代えの利かない菅原由勢。00ジャパン屈指のマルチロールが持つ潜在能力とは
ハンブルクの伊藤達哉獲得にマンCとインテルが興味! 地元メディアの見解は?
【藤田俊哉の目】反省すべきハイチ戦でプロフェッショナルだったのは長友。何をすべきか理解していたのは…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ