• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】倉田が語る“悪癖”改善のヒント。「チームがうまくいってない時に大事なのは……」

【日本代表】倉田が語る“悪癖”改善のヒント。「チームがうまくいってない時に大事なのは……」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2017年10月10日

「チャンスもあるなかで3点、4点取り切れなかった」

ハイチ戦では7分に、鮮やかなヘディングで先制点。倉田はニュージーランド戦から続き、2戦連続ゴールを決めた。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

[キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム
 
 日本代表は10月10日、ハイチ代表と対戦し、3-3で引き分けた。

 この試合で先制点を奪ったのが倉田秋だ。7分、長友佑都のクロスに背後に逸らすようなヘディングで鮮やかにネットを揺らしてみせた。
 
「佑都さんから良いボールが来たので、ファーに流せばなにかなるかなと。入って良かったです」
 
 そう得点を振り返った倉田は、6日に行なわれたニュージーランド戦に続き、2戦連続ゴール。さらに、この日は持ち味のドリブルも光り、攻撃に推進力をもたらしていた。チームは10月シリーズで連勝とはいかなかったものの、このアタッカーの活躍は十分に評価に値するものだっただろう。
 
 とはいえ試合後、本人は「チームが勝つことが大事。それが今日できなかったので、アピールできたとは自分では思ってない。もっと言われたことをしっかりやらないといけないし、自分のプレーももっと出さないといけない」と反省しきりだ。
 
 特に問題は「1点目、2点目を取った後」だと言う。
 
 7分、17分と立て続けにゴールを奪った日本だったが、その後勢いが停滞した。徐々に押し込まれるようになり、中央突破からゴールを献上すると、後半にさらに2失点。一時は2-3と逆転を許したのだ。
 
「ニュージーランド戦でもそうでしたけど、チャンスもあるなかで3点、4点取り切れなかった。だからこういう試合になった」
 
 ニュージーランド戦でもなかなか追加点が奪えずに、一瞬の隙を突かれ失点を喫した。結局は倉田の決勝点でニュージーランドに勝利したのだが、ハイチ戦でもこの“悪癖”を露呈した。
 
 こうした停滞感を打破するために、倉田は改善点を指摘する。
 
「チームがうまくいってない時に大事なのは、個で打開すること。それが一番良いと思うので、個の力をつけていかないと」
 
 倉田がいう「個の力」は、まさに日本代表に不足している部分だろう。ハイチ戦でも、パスワークで相手を崩すシーンは度々見られたが、個人技で突破する場面は限られた。ワールドカップ本選まで残り約8か月。果たしてどれだけ個々のレベルアップを図れるだろうか。

【PHOTO】日本×ハイチ戦の美女サポーターたち❤

【日本代表PHOTO】2点を先行も崩壊し、ハイチと引き分けるのが精一杯…
【関連記事】
日本代表×ハイチ戦の「美女サポーター」を一挙紹介!
ハリル監督がハイチとのドローに憤慨「過去最悪の試合」「ブラジルが相手だと10失点」
【日本3-3ハイチ|採点&寸評】倉田や杉本あたりは及第点も、個人技に圧倒された守備陣は総じてマイナス評価に
「カガワが日本を救う」「スリリングな3-3」英専門誌が日本対ハイチ戦を詳報!
金田喜稔がハイチ戦を斬る!「絶対に勝たなければいけない試合。なぜ“教訓”を生かせない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ