世界のトップに立つために8年もの長い歳月を要し、フットボール界のトップに立ち続けるために奮闘してきた。毎シーズンが終わる度、そして4年に一度の大会を重ねる度に彼の偉業は称えられ、ついにはゴールキーパーの殿堂入りを果たした。そして、10月9日にはアズーリでのデビューから20周年を迎える。さらに、2018年の夏には、自身6度目の世界の舞台に立つ最初のプレーヤーになることを目指している。
この20年間、ブッフォンはあらゆることを経験した。マルセイユの太陽、ブラジルの雨、ブブゼラの音、幻滅の涙、そして歓喜の涙。数々の負傷やグループステージ敗退などを経験しながらも、2006年大会の優勝カップを掲げ、自身が世界でナンバーワン・ゴールキーパーであることを証明し、171回着用したユニホームに優勝を表す4つ目の星を加えた。
しかし、イタリアのすべての若者たちと同じように夢はアズーロのシャツに袖を通すことであると言及するブッフォンに対して、プーマはイタリアサッカー連盟とともに、この偉大な男の栄誉を称えることを決断。明日のマケドニア戦では、チームメイトたちはアウェーシャツを着用し、ブッフォンはホームシャツを着用する。ブルーを身にまとってピッチに立ちたいという思いが実現したのだ。サッカー界で他に例がない、偉大なブッフォンにふさわしい賛辞となるだろう。
さらに、アズーリとしてデビューしてから20周年を迎えるこのアイコンを祝福するため、プーマはグラフティやフットボールカルチャーを専門とするアーティストグループの「Kamp Seedorf」にユニークな方法でブッフォンの名を刻んでもらうよう要請した。世界大会の舞台としてプレーした都市である、パリ、東京、ベルリン、ヨハネスブルグ、サンパウロ、そしてプレーするであろうモスクワにおいて、ブルーのシャツを身にまとうブッフォンを描いた壁画が制作された。そして、6度目の世界の舞台に立つ唯一のフットボールレジェンドになるための重要な試合に先立ち、トリノで壁画を公開した。
この新しいシャツのレプリカは、10月6日(金)よりプーマ取り扱いショップにて販売予定となっている。