憧れのマドリーの行きについては「夢は抱いていない」
今シーズンも開幕から5試合で5得点と、相変わらず高い得点力を披露しているドルトムントの点取り屋、ピエール=エメリク・オーバメヤン。得点ランキングでは、首位を走るバイエルンのロベルト・レバンドフスキを1点差で追いかけている。
新生ドルトムントにおいても、不可欠な存在であるブンデスリーガ得点王のガボン代表FWだが、今夏は他クラブへの移籍が確実視され、欧州の幾つかのビッグクラブが候補に挙がり、そして中国行きも噂されたが、最終的に残留で落ち着いた。
オーバメヤンといえば、以前からレアル・マドリー行きを夢と語っており、常にその去就が話題となる選手だが、そんな彼がフランスのラジオ局『RMC』に対し、今夏の移籍市場を振り返りながら、現在の心境について語っている。
彼は今夏、パリ・サンジェルマンのターゲットとなった時期もあったが、実際に交渉は行なわれたという。
「ナセル・アル・ケライフィ会長とは6月の初旬に直接会った。でも、その後にアンテロ・エンリケがSDに就任したことで、クラブの方針が変わったんだ。彼らは、僕を獲得することを止めた」
その後に起こったことは、改めて説明するまでもないだろう。パリSGはネイマールをバルセロナから2億2200万ユーロ(約284億円)で引き抜き、さらにモナコから新鋭のキリアン・エムバペを獲得した。
移籍市場が閉まる間際に、移籍候補先として噂に挙がっていたのは、かつて在籍したミラン。近年は不振に喘いでいたが、潤沢な資金を得てチーム改造に乗り出したイタリアの名門クラブはオーバメヤンの獲得に乗り出し、彼も古巣復帰に前向きだったという。
「ミランもオファーをくれた。彼らのプロジェクトは、とても興味深いものだった。でも、様々な理由で、移籍は実現しなかった」
こうして、今夏は残留となったオーバメヤン。この結果に、当初は失望を覚えたと語る。
「僕に去ってほしくないというクラブの気持ちが、すごく伝わってきた。でも、その時はとても不満に感じたよ。クラブとは、(移籍希望の際は)退団できるということで同意していたからね。だから、何も起こらなかったことで、とてもガッカリしたものさ。でも、今では残留して良かったと思っている」
この先、どうなるかは分からないが、とりあえずは気持ちを切り替えたオーバメヤンは、ドルトムントにタイトルをもたらすべく奮闘している。ところで、マドリーへの憧れは今でも強いのだろうか。
「もう夢は抱いていない。マドリーについては、もはや何も喋らない。今は、僕は彼らに必要とされていないんだ。でも、それは問題じゃない。僕はドルトムントにいられて幸せだし、ここで前進するのみだ」
新生ドルトムントにおいても、不可欠な存在であるブンデスリーガ得点王のガボン代表FWだが、今夏は他クラブへの移籍が確実視され、欧州の幾つかのビッグクラブが候補に挙がり、そして中国行きも噂されたが、最終的に残留で落ち着いた。
オーバメヤンといえば、以前からレアル・マドリー行きを夢と語っており、常にその去就が話題となる選手だが、そんな彼がフランスのラジオ局『RMC』に対し、今夏の移籍市場を振り返りながら、現在の心境について語っている。
彼は今夏、パリ・サンジェルマンのターゲットとなった時期もあったが、実際に交渉は行なわれたという。
「ナセル・アル・ケライフィ会長とは6月の初旬に直接会った。でも、その後にアンテロ・エンリケがSDに就任したことで、クラブの方針が変わったんだ。彼らは、僕を獲得することを止めた」
その後に起こったことは、改めて説明するまでもないだろう。パリSGはネイマールをバルセロナから2億2200万ユーロ(約284億円)で引き抜き、さらにモナコから新鋭のキリアン・エムバペを獲得した。
移籍市場が閉まる間際に、移籍候補先として噂に挙がっていたのは、かつて在籍したミラン。近年は不振に喘いでいたが、潤沢な資金を得てチーム改造に乗り出したイタリアの名門クラブはオーバメヤンの獲得に乗り出し、彼も古巣復帰に前向きだったという。
「ミランもオファーをくれた。彼らのプロジェクトは、とても興味深いものだった。でも、様々な理由で、移籍は実現しなかった」
こうして、今夏は残留となったオーバメヤン。この結果に、当初は失望を覚えたと語る。
「僕に去ってほしくないというクラブの気持ちが、すごく伝わってきた。でも、その時はとても不満に感じたよ。クラブとは、(移籍希望の際は)退団できるということで同意していたからね。だから、何も起こらなかったことで、とてもガッカリしたものさ。でも、今では残留して良かったと思っている」
この先、どうなるかは分からないが、とりあえずは気持ちを切り替えたオーバメヤンは、ドルトムントにタイトルをもたらすべく奮闘している。ところで、マドリーへの憧れは今でも強いのだろうか。
「もう夢は抱いていない。マドリーについては、もはや何も喋らない。今は、僕は彼らに必要とされていないんだ。でも、それは問題じゃない。僕はドルトムントにいられて幸せだし、ここで前進するのみだ」