SNS上では八百長や確執を疑う声も。
豪快なスライディングタックルが、遅れ気味にボールではなく足元に入る。根こそぎ刈り取られ、バランスを崩した選手が前のめりに派手に転がった。本来なら一触即発のムードが漂う激しい交錯。しかし、カードも出なければ、ホイッスルも吹かれない。なぜか――。それは味方同士だったからだ。
そんな不可解なシーンが繰り広げられたのは、スコットランド・リーグ5節(9月9日)のレンジャーズ対ダンディ戦。不覚にもチームメイトを“削ってしまった”のが、ダンディのCBジャック・ヘンドリーだ。
0-1で迎えた前半終了間際、ダンディの右サイドに展開されたところから始まった。相手のアタッカーがハーフウェーライン付近でボールを前方に大きく蹴り出し、突破を試みる。
許せばカウンターを食らう危険な場面。そこで見事な対応を見せたのが右SBのケイミー・カーで、瞬時に身体を入れ、自陣に向かって全力疾走しながら先にボールに触れようとしたときだった。横から猛然と突進してきたヘンドリーが迫力満点のスライディング!! クリアを試みたのだろう。しかしワンテンポ遅く、味方を直撃してしまったというわけだ。
このシーンを英国公共放送『BBC』のスコットランド版公式ツイッターが動画付きで配信すると、「意味不明」、「なぜ?」といった反応が殺到。なかには八百長や両者の確執を疑う声も挙がったほどだ。
ちなみに、試合はそこから3失点を喫したダンディが1-4で完敗。ヘンドリーとカーの信頼関係が、あのタックルで崩れたわけではないだろうが……。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
そんな不可解なシーンが繰り広げられたのは、スコットランド・リーグ5節(9月9日)のレンジャーズ対ダンディ戦。不覚にもチームメイトを“削ってしまった”のが、ダンディのCBジャック・ヘンドリーだ。
0-1で迎えた前半終了間際、ダンディの右サイドに展開されたところから始まった。相手のアタッカーがハーフウェーライン付近でボールを前方に大きく蹴り出し、突破を試みる。
許せばカウンターを食らう危険な場面。そこで見事な対応を見せたのが右SBのケイミー・カーで、瞬時に身体を入れ、自陣に向かって全力疾走しながら先にボールに触れようとしたときだった。横から猛然と突進してきたヘンドリーが迫力満点のスライディング!! クリアを試みたのだろう。しかしワンテンポ遅く、味方を直撃してしまったというわけだ。
このシーンを英国公共放送『BBC』のスコットランド版公式ツイッターが動画付きで配信すると、「意味不明」、「なぜ?」といった反応が殺到。なかには八百長や両者の確執を疑う声も挙がったほどだ。
ちなみに、試合はそこから3失点を喫したダンディが1-4で完敗。ヘンドリーとカーの信頼関係が、あのタックルで崩れたわけではないだろうが……。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部