チームメイトに全力タックル!! その真相は…?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年09月13日

SNS上では八百長や確執を疑う声も。

クリアがワンテンポ遅れ、ヘンドリー(右)の全力タックルがカー(左)の足に直撃。怪我に至らなかったのは幸いだ。

画像を見る

 豪快なスライディングタックルが、遅れ気味にボールではなく足元に入る。根こそぎ刈り取られ、バランスを崩した選手が前のめりに派手に転がった。本来なら一触即発のムードが漂う激しい交錯。しかし、カードも出なければ、ホイッスルも吹かれない。なぜか――。それは味方同士だったからだ。
 
 そんな不可解なシーンが繰り広げられたのは、スコットランド・リーグ5節(9月9日)のレンジャーズ対ダンディ戦。不覚にもチームメイトを“削ってしまった”のが、ダンディのCBジャック・ヘンドリーだ。
 
 0-1で迎えた前半終了間際、ダンディの右サイドに展開されたところから始まった。相手のアタッカーがハーフウェーライン付近でボールを前方に大きく蹴り出し、突破を試みる。
 
 許せばカウンターを食らう危険な場面。そこで見事な対応を見せたのが右SBのケイミー・カーで、瞬時に身体を入れ、自陣に向かって全力疾走しながら先にボールに触れようとしたときだった。横から猛然と突進してきたヘンドリーが迫力満点のスライディング!! クリアを試みたのだろう。しかしワンテンポ遅く、味方を直撃してしまったというわけだ。
 
 このシーンを英国公共放送『BBC』のスコットランド版公式ツイッターが動画付きで配信すると、「意味不明」、「なぜ?」といった反応が殺到。なかには八百長や両者の確執を疑う声も挙がったほどだ。
 
 ちなみに、試合はそこから3失点を喫したダンディが1-4で完敗。ヘンドリーとカーの信頼関係が、あのタックルで崩れたわけではないだろうが……。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

欧州サッカークラブ選手名鑑の完全版!
『2017-2018ヨーロッパサッカー・トゥデイ』
定価:1204円+税/発売:2017年9月8日
インターネット販売はこちら

画像を見る

【関連記事】
香川真司が新たな決意を表明「自分にとっての危機感やエゴ、色々な思いがある」
イタリアの政治家が明かした「キム委員長、お気に入りのメガクラブ」
“ネイマール・バブル”に沸くパリSG、グッズ販売絶好調で「ユニホームが足りない」
ネイマール、エムバペ、カバーニが揃い踏み! パリSGが5発でCL圧勝スタート!
「本当にすごい競争だった」――パリSG会長が明かすエムバペ争奪戦の舞台裏

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ