「長友が残留できた理由はインテルと日本企業の提携」と伊メディアが推測

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月07日

日本でのインテルのイメージアップに貢献!?

またしても戦力外からスタメンへの復活を遂げた長友だが、地元メディアの見方は厳しい(意地悪?)……。 (C) Getty Images

画像を見る

 インテルは現地時間9月6日、サッカー界における健康、ヘルスケア、理学療法、リハビリのスペシャリストである日本企業の「iCure」とパートナーシップ提携を結んだことを発表した。イタリア・メディアのなかには、これが長友佑都の去就に影響したという見方もあるようだ。


 クラブの公式サイトによると、ハビエル・サネッティ副会長は「イタリアのみならず、世界におけるインテル・ブランドの発展を示している」と喜びを表わしている。
 
「理学療法、リハビリ、健康、ヘルスケアの分野で、我々の経験を共有できることを誇りに思う」
 
 また、iCureの小泉英一代表取締役社長も「インテルのような歴史ある偉大なクラブのノウハウを学ぶ重要な機会」とし、インテルとの提携について「光栄」と述べた。
 
 ただ、日本企業との提携とあり、長友佑都と関連付ける報道も浮上している。『calciomercato.com』は、今回の提携を「長友が残留した理由」というタイトルで伝えている。
 
 同メディアは、インテルにとっての長友が「ただの一選手ではなく、ずっと多くを代表する存在」だと指摘。女優との結婚、さらにその妻の妊娠で、日本での長友、そしてインテルのイメージが大きくアップしたと報じた。
 
 昨シーズンが不本意なシーズンに終わっただけに、当初はこの夏の放出が濃厚とされていた長友だが、ルチアーノ・スパレッティ新監督の信頼を勝ち取って残留を果たした。だが、calciomercato.comは「スポンサー獲得」が長友残留の理由と見ているようだ。
 
 実際には、長友を高く評価しているというスパレッティ監督は、セリエA開幕から2試合連続で背番号55をスタメンで起用している。「スポンサー要員」の扱いではないだろう。
 
 ただ、その先発の座も揺らいでいるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は6日、10日のスパル戦に向け、新加入のダウベルトが現時点では先発候補と報じた。ダウベルトは前節、長友との交代で途中出場し、ピンチを防ぐなど、高い評価を受けている。
 
 日本代表ではロシア・ワールドカップ出場を決め、プライベートでは父親になる長友は、ダウベルトとのポジション争いを制し、ピッチでのパフォーマンスで残留を勝ち取ったことを示せるだろうか。
【関連記事】
ウサイン・ボルトが川崎フロンターレに加入して小林悠と協力プレーを披露!
なぜ日本に勝てた? サウジのオランダ人指揮官が明かした「用意周到なプラン」
【日本代表】長友佑都が語った本大会での可能性「理想だけで強豪には勝てない」
【W杯予選まとめ】ここまで本大会出場決定は8か国! 各大陸の争いは混沌の様相に!!
ネイマール移籍以降なら「ルカクとマティッチに290億円はかかったはず」とモウリーニョ監督
「ポゼッションは好まれない」「批判的すぎる」ブッフォンらがブーイングに不満

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ