フィオの契約延長オファーを断ってイタリア王者へ。
ユベントスは現地時間7月24日、イタリア代表MFのフェデリコ・ベルナルデスキをフィオレンティーナから獲得したことを発表した。
公式サイトにとると、契約は2022年6月までの5年間。移籍金は4000万ユーロ(約51億2000万円)で、次回売却益の10%(最大500万ユーロ)が追加ボーナスとなる。なお支払いは3年分割だという。
現在23歳のベルナルデスキは、9歳でフィオレンティーナの下部組織に入り、2013年にレンタル先のクロトーネ(セリエB)でプロデビュー。14年夏に復帰し、ここ2シーズンは10番を纏って主力として活躍した。
類稀な攻撃センスと一定以上の献身性を備えたベルナルデスキには今夏、チェルシー、バイエルン、インテルなども興味を示していたが、年俸400万ユーロ(約5億1200万円)でいち早く個人合意したユーベが争奪戦を制した。
今夏のユーベは層の薄い2列目の補強に動き、21日にはブラジル代表のドグラス・コスタをバイエルンから買い取り義務付きのレンタルで獲得。さらにウイング、トップ下、セカンドトップ、さらにはウイングバックをこなす逸材ベルナルデスキを獲得し、盤石の体制を整えた。
しかし、フィオレンティーナ・ファンの反応は大きな不安材料。1990年夏に同じくチームのアイドルだったロベルト・バッジョを、敵対心を燃やすユーベに引き抜かれた際には大暴動が起きた。選手の意向に反したディールだったバッジョの場合と違って、今回は契約延長オファーを断るなどベルナルデスキ自らが望んだ移籍と状況は違うが、身売り問題でファンのフラストレーションも溜まっているだけに、小さくない懸念がある。
また、現時点では未発表だが、フィオレンティーナとイタリアU-21代表で背番号10を付けてきたベルナルデスキは、昨夏にポール・ポグバがマンチェスター・Uに去って以来、空位となっているユーベのエースナンバーを纏う可能性が取沙汰されている。新世代のレフティーはミシェル・プラティニ、ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、カルロス・テベスと錚々たるレジェンドが背負ってきた「ビアンコネーロの10番」を継承するのか。注目が集まる。
公式サイトにとると、契約は2022年6月までの5年間。移籍金は4000万ユーロ(約51億2000万円)で、次回売却益の10%(最大500万ユーロ)が追加ボーナスとなる。なお支払いは3年分割だという。
現在23歳のベルナルデスキは、9歳でフィオレンティーナの下部組織に入り、2013年にレンタル先のクロトーネ(セリエB)でプロデビュー。14年夏に復帰し、ここ2シーズンは10番を纏って主力として活躍した。
類稀な攻撃センスと一定以上の献身性を備えたベルナルデスキには今夏、チェルシー、バイエルン、インテルなども興味を示していたが、年俸400万ユーロ(約5億1200万円)でいち早く個人合意したユーベが争奪戦を制した。
今夏のユーベは層の薄い2列目の補強に動き、21日にはブラジル代表のドグラス・コスタをバイエルンから買い取り義務付きのレンタルで獲得。さらにウイング、トップ下、セカンドトップ、さらにはウイングバックをこなす逸材ベルナルデスキを獲得し、盤石の体制を整えた。
しかし、フィオレンティーナ・ファンの反応は大きな不安材料。1990年夏に同じくチームのアイドルだったロベルト・バッジョを、敵対心を燃やすユーベに引き抜かれた際には大暴動が起きた。選手の意向に反したディールだったバッジョの場合と違って、今回は契約延長オファーを断るなどベルナルデスキ自らが望んだ移籍と状況は違うが、身売り問題でファンのフラストレーションも溜まっているだけに、小さくない懸念がある。
また、現時点では未発表だが、フィオレンティーナとイタリアU-21代表で背番号10を付けてきたベルナルデスキは、昨夏にポール・ポグバがマンチェスター・Uに去って以来、空位となっているユーベのエースナンバーを纏う可能性が取沙汰されている。新世代のレフティーはミシェル・プラティニ、ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、カルロス・テベスと錚々たるレジェンドが背負ってきた「ビアンコネーロの10番」を継承するのか。注目が集まる。