「ピッチに立てばお互いに厳しく要求し合えている」
18節を終えて首位に躍り出た。3年ぶりのJ1の舞台で、セレッソ大阪が快進撃を続けている。その最前線でチームを引っ張るのは、J1で自己最多、そしてチームトップの8ゴールをマークしている杉本健勇だ。
昨季は中盤2列目やシャドーで起用される試合が多かったが、今季はユン・ジョンファン監督の下でCFに固定され、ストライカーとして本領を発揮している。
そんな杉本にチーム好調の要因について訊くと、こんな答が返ってきた。
「個々が与えられた役割を果たし、まとまって戦えているからじゃないでしょうか。今季はただ仲が良いだけでなく、ピッチに立てばお互いに厳しく要求し合えてもいます。妥協をせずに上を目指しているからこそ、良い空気が生まれています」
さらに、「監督はいつも『相手より走れ』『相手に負けるな』と強調しています。それが実践できているから、勝ち星を重ねられているんだと思います」と続けた。
ユン・ジョンファン体制でのC大阪の最大の武器は「『走り切る』スタイルを全員で体現できるところ」。先制を許したとしても運動量で相手を上回り、逆転する試合は多い。
悲願のリーグ初制覇へ、自身の目標は「去年(J2で14ゴール)より取ること」。杉本が前半戦同様にゴールを重ねれば、歓喜の瞬間は自ずと近づいてくるはずだ。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
昨季は中盤2列目やシャドーで起用される試合が多かったが、今季はユン・ジョンファン監督の下でCFに固定され、ストライカーとして本領を発揮している。
そんな杉本にチーム好調の要因について訊くと、こんな答が返ってきた。
「個々が与えられた役割を果たし、まとまって戦えているからじゃないでしょうか。今季はただ仲が良いだけでなく、ピッチに立てばお互いに厳しく要求し合えてもいます。妥協をせずに上を目指しているからこそ、良い空気が生まれています」
さらに、「監督はいつも『相手より走れ』『相手に負けるな』と強調しています。それが実践できているから、勝ち星を重ねられているんだと思います」と続けた。
ユン・ジョンファン体制でのC大阪の最大の武器は「『走り切る』スタイルを全員で体現できるところ」。先制を許したとしても運動量で相手を上回り、逆転する試合は多い。
悲願のリーグ初制覇へ、自身の目標は「去年(J2で14ゴール)より取ること」。杉本が前半戦同様にゴールを重ねれば、歓喜の瞬間は自ずと近づいてくるはずだ。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)