ドルトムントの逸材エムレ・モル、自身のキャリア&香川真司の素顔を語る

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年07月13日

「今の時点ではどんなニックネームも不要だ」

故障明けながら、浦和戦のメンバーにも登録された香川。プレーを楽しみにしているファンは多い。(C)Getty Images

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 7月15日の「Jリーグワールドチャレンジ2017」で、浦和レッズと対戦するドルトムント。その来日を記念し、『ワールドサッカーダイジェスト』で掲載した短期集中連載「ドルトムントYoung Star通信」を一部抜粋してお届けする。第1回は「トルコのリオネル・メッシ」の異名をとる、エムレ・モル(トルコ代表/19歳)だ。
 
――◆――◆――◆――◆――
 
Q:幼少期はどんな少年でしたか?
 
A:プロのフットボーラーになるのが、僕の小さい頃からの夢だった。このスポーツが大好きだったからね。プロになりたかったのは、両親のためでもある。苦労をかけたし、お金を稼いで楽をしてもらいたかったんだ。
 
Q:ドイツに来て一番驚いたことは?(昨夏にデンマークのノアシェランから加入)
 
A:徹底したプロ意識だね。何事にも妥協を許さないし、選手はみんなストイックだ。練習は常にハードで、ポジション争いはかなりレベルが高い。今はもう厳しい環境に慣れたし、楽しめるようにもなったよ。
 
Q:自分のプレースタイルを説明してください。
 
A:攻撃的なミッドフィルダーで、テクニックにはかなり自信がある。一番得意なのはドリブルだね。意外性のあるパスも出せる。課題は、けっこうあるかな。得点力をもっと高めなきゃいけないし、ヘディングの技術も磨かなきゃ。守備は正直苦手だけど、最近は少しずつ良くなってきていると思う。
 
Q:16年夏にノアシェランからドルトムントに移籍した経緯は?
 
A:ユーロ2016に出場する前に、いくつかのクラブからオファーをもらってね。その中からドルトムントを選んだんだ。若手を積極的に起用するクラブだし、決断はとても簡単だったよ。友人で、デンマークのユース代表でも一緒にプレーしたヤコブ・ブルーン・ラーセン(ドルトムントU-19)からも、いつもポジティブな話を聞いていた。ドルトムントを選んだのは正解だったと思う。もし他のクラブに移籍していたら、こんなに出番はもらえなかったんじゃないかな(16-17シーズンは公式戦19試合に出場し1得点)。
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