やはり「柴崎岳」は人気銘柄になっていた! スペイン1部の4クラブが獲得に本腰か

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年06月27日

鍵を握るのはスペイン特有の「EU外選手枠数」。

熾烈だった昇格プレーオフを終え、近日中に日本に帰国する柴崎。その前に自身の去就は定まるのだろうか。(C)Getty Images

画像を見る

 さすがは欧州の移籍マーケットだ。注目銘柄に関しては次から次へと移籍先の情報が舞い込んでくる。
 
 テネリフェとの契約が6月末で満了となる柴崎岳に対して、リーガ・エスパニョーラ1部の4クラブが強い関心を抱いていると、複数のスペイン・メディアが報じている。日曜日夜に急きょ名前が浮上したベティスとマラガに加え、月曜日にはセルタ、アラベスの参戦がニュースとなったのだ。
 
 昇格プレーオフでハイパフォーマンスを披露していた柴崎を見初め、決勝のヘタフェ戦を前にテネリフェに“照会”していたのが、バスクの雄・アラベスだ。
 
『El Dia』紙によると、来シーズンから新指揮官に就任する若きアルゼンチン人指揮官、ルイス・スベルディアが柴崎のプレーを気に入ったようで、現在、EU外選手枠(3枠)の選定を進め、柴崎サイドの返事次第では、1枠を開ける用意があるという。いずれにせよ、6月中はテネリフェと柴崎の交渉を見守るとのことだ。
 
 2016-17シーズン、アラベスは昇格1年目ながら9位と躍進を遂げ、コパ・デル・レイでは準優勝を飾った。その快進撃により、指揮官のマウリシオ・ペジェグリーニがサウサンプトンに引き抜かれ、何人かの主軸も流出の噂が絶えない。新監督の下、急ピッチのチーム編成が続けられているのだ。

 さらに『El Dia』紙は、柴崎が1部クラブでのプレーにこだわるのには理由があると説明。「2018年のロシア・ワールドカップに出場するためにはまず、日本代表に復帰しなければならない。プリメーラでのコンスタントな出場と活躍が求められるはずだ」とした。

【PHOTO】日本代表戦の美女サポーターたち
【関連記事】
「ガクよ、行かないでくれ!」テネリフェ島はクラブもメディアも行政も、柴崎を全力で慰留
テネリフェに行ってみて分かった、柴崎岳のリアルな現地評「彼は最重要人物かもしれない」
「なぜガクを下げたんだ!」柴崎岳を交代させた指揮官に批判的な意見が相次ぐ
【黄金世代・秘話】小笠原満男が明かす、オノシンジの図抜けた「人間力」
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ