2年に及ぶ2部Bリーグでの生活に別れ。
リオネル・メッシらが所属するバルセロナの弟分であるバルサBが、3シーズンぶりに2部の舞台に返り咲くことが決定した。
2部昇格プレーオフ決勝でラシン・サンタンデールと激突したバルサBは6月18日、アウェーでの第1レグに4-1の大勝を飾ると、25日に実施されたホームゲームも0-0で乗り切り、チーム最大の目標であった「2部昇格」を成し遂げた。
地域別に4つのグループに分かれて戦う2部Bリーグ(実質3部)において、強豪が揃うグループ3を首位で突破したバルサBは、各グループの首位同士が対戦するプレーオフに進出。しかし、クルトゥラル・レオネサ(グループ1の首位)に2試合合計1-4で敗れ、各グループの2~4位で争われる通常のプレーオフへ回ることになった。
この敗戦は若いチームに小さくないダメージを与えた。実際、「短期間で士気を取り戻すのは難しいだろう」という声が、ファンやメディアの間で上がっていたほどだ。
だが、クラブOBのジェラール・ロペス監督率いるバルサBは、続くカルタヘナ(グループ4の4位)戦をアウェーゴール・ルールにとってモノにすると(トータルスコアは2-2)、前述したようにプレーオフ決勝では北部の名門ラシン・サンタデール(グループ1の2位)を撃破。2年間を過ごした2部Bリーグに別れを告げることに、ついに成功したのだ。
キャプテンで不動の右サイドバックのセルジ・パレンシアやCBのマルロン・サントス、MFのカルレス・アレニャーなど、すでに今夏のトップチーム昇格が噂される選手もいるが、Bチームの選手たちが難敵ひしめく2部で経験を積み、さらなる成長を遂げれば、バルサがふたたび「カンテラ中心のチーム」に戻る日がやってくるかもしれない。
<バルサB プレーオフの成績>
グループ王者 昇格プレーオフ
5月20日:●0-2 クルトゥラル・レオネサ(ホーム)
5月28日:●1-2 クルトゥラル・レオネサ(アウェー)
通常プレーオフ
6月4日:○2-1 カルタヘナ(アウェー)
6月10日:●0-1 カルタヘナ(ホーム)
6月18日:○4-1 ラシン・サンタンデール(アウェー)
6月25日:△0-0 ラシン・サンタンデール(ホーム)
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
2部昇格プレーオフ決勝でラシン・サンタンデールと激突したバルサBは6月18日、アウェーでの第1レグに4-1の大勝を飾ると、25日に実施されたホームゲームも0-0で乗り切り、チーム最大の目標であった「2部昇格」を成し遂げた。
地域別に4つのグループに分かれて戦う2部Bリーグ(実質3部)において、強豪が揃うグループ3を首位で突破したバルサBは、各グループの首位同士が対戦するプレーオフに進出。しかし、クルトゥラル・レオネサ(グループ1の首位)に2試合合計1-4で敗れ、各グループの2~4位で争われる通常のプレーオフへ回ることになった。
この敗戦は若いチームに小さくないダメージを与えた。実際、「短期間で士気を取り戻すのは難しいだろう」という声が、ファンやメディアの間で上がっていたほどだ。
だが、クラブOBのジェラール・ロペス監督率いるバルサBは、続くカルタヘナ(グループ4の4位)戦をアウェーゴール・ルールにとってモノにすると(トータルスコアは2-2)、前述したようにプレーオフ決勝では北部の名門ラシン・サンタデール(グループ1の2位)を撃破。2年間を過ごした2部Bリーグに別れを告げることに、ついに成功したのだ。
キャプテンで不動の右サイドバックのセルジ・パレンシアやCBのマルロン・サントス、MFのカルレス・アレニャーなど、すでに今夏のトップチーム昇格が噂される選手もいるが、Bチームの選手たちが難敵ひしめく2部で経験を積み、さらなる成長を遂げれば、バルサがふたたび「カンテラ中心のチーム」に戻る日がやってくるかもしれない。
<バルサB プレーオフの成績>
グループ王者 昇格プレーオフ
5月20日:●0-2 クルトゥラル・レオネサ(ホーム)
5月28日:●1-2 クルトゥラル・レオネサ(アウェー)
通常プレーオフ
6月4日:○2-1 カルタヘナ(アウェー)
6月10日:●0-1 カルタヘナ(ホーム)
6月18日:○4-1 ラシン・サンタンデール(アウェー)
6月25日:△0-0 ラシン・サンタンデール(ホーム)
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部