イラクに主導権が移った間…「我慢し切れなかった」。
[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム
イラクを崩せず痛恨のドロー(引き分け)に終わった日本のCB吉田麻也は、「勝点3を取らなければいけない試合だった。ただ、まだ勝点1をリードしている(日本はグループ首位)。オーストラリアとサウジアラビア、タフな試合になるが、しっかり勝つだけ」と改めて気を引き締めた。
イラク戦の序盤は日本が主導権を握り、本田圭佑のCKから大迫勇也のヘッドで先制。幸先良いスタートを切った。吉田ら守備陣も「(5月31日の)シリア戦の反省を踏まえて、良いスタートを切れた」と手応えを掴んだ。
しかし、そこから流れに乗り切れなかった。吉田は悔やんだ。
「2点目を取れなかったのがもったいなかった」
「若いというかキャップ数が少ない選手もいて、ずっと一緒に戦ってきた選手は少なく、難しくなるとは思っていた。良いゲームの入り方ができただけに、もったいない引き分けになってしまった」
徐々にイラクが主導権を握る時間帯が増えていった。その流れのなか、嫌な形でボールを奪われてしまう。そして71分、ゴール前にボールがこぼれ、吉田はGK川島永嗣に委ねたが……呼吸が合わず、そこを相手選手に詰められ、失点を喫した。
「(失点時の)最初の時点で(チーム全体が)引きすぎてしまった。そこで我慢できるかどうかが大事になっていたが……我慢し切れなかった」
吉田は耐えて、再び逆襲に持ち込めなかったことを反省していた。そして日本は流れを掴めないまま、1-1で引き分けた。
「確実に僕らも(体力が)落ちたが、(イラクは)こういう戦いに慣れていた。プレースピード、ゲームの運び方……。それに上手く余力を残し、時間も稼ぎながら、上手くやっていた。僕らは逆にガス欠をしてしまった」
序盤は主導権を握った。しかし徐々に流れが相手に傾き、再び「主導権」を握れなかった。失点はもちろん痛恨だったが、日本のDFリーダーはチームして反撃態勢を整い切れなかった点を今後の課題に挙げていた。
イラクを崩せず痛恨のドロー(引き分け)に終わった日本のCB吉田麻也は、「勝点3を取らなければいけない試合だった。ただ、まだ勝点1をリードしている(日本はグループ首位)。オーストラリアとサウジアラビア、タフな試合になるが、しっかり勝つだけ」と改めて気を引き締めた。
イラク戦の序盤は日本が主導権を握り、本田圭佑のCKから大迫勇也のヘッドで先制。幸先良いスタートを切った。吉田ら守備陣も「(5月31日の)シリア戦の反省を踏まえて、良いスタートを切れた」と手応えを掴んだ。
しかし、そこから流れに乗り切れなかった。吉田は悔やんだ。
「2点目を取れなかったのがもったいなかった」
「若いというかキャップ数が少ない選手もいて、ずっと一緒に戦ってきた選手は少なく、難しくなるとは思っていた。良いゲームの入り方ができただけに、もったいない引き分けになってしまった」
徐々にイラクが主導権を握る時間帯が増えていった。その流れのなか、嫌な形でボールを奪われてしまう。そして71分、ゴール前にボールがこぼれ、吉田はGK川島永嗣に委ねたが……呼吸が合わず、そこを相手選手に詰められ、失点を喫した。
「(失点時の)最初の時点で(チーム全体が)引きすぎてしまった。そこで我慢できるかどうかが大事になっていたが……我慢し切れなかった」
吉田は耐えて、再び逆襲に持ち込めなかったことを反省していた。そして日本は流れを掴めないまま、1-1で引き分けた。
「確実に僕らも(体力が)落ちたが、(イラクは)こういう戦いに慣れていた。プレースピード、ゲームの運び方……。それに上手く余力を残し、時間も稼ぎながら、上手くやっていた。僕らは逆にガス欠をしてしまった」
序盤は主導権を握った。しかし徐々に流れが相手に傾き、再び「主導権」を握れなかった。失点はもちろん痛恨だったが、日本のDFリーダーはチームして反撃態勢を整い切れなかった点を今後の課題に挙げていた。