愛弟子のメルカドのゴールが決勝点に!
6月9日、オーストラリアのメルボルン・スタジアムでアルゼンチン対ブラジルの親善試合が開催された。
6月1日にセビージャから引き抜いたホルヘ・サンパオリ政権が始動したばかりのアルゼンチン。この試合ではその知将が、セビージャ時代に愛用していた3-4-3システムを採用。最前線にゴンサロ・イグアイン、2シャドー気味にリオネル・メッシとパウロ・ディバラを並べ、アンヘル・ディ・マリアを左ウイングバックに配置した。
しかし、この攻撃的システムの採用は練習期間の短さのせいもあり、裏目に出る。序盤から何度もブラジルに最終ラインの背後を突かれてしまった。それでも徐々に運動量とパスワークが機能しはじめ、敵陣でプレーする時間帯が増えると、前半ロスタイムにネットを揺らす。
CKの流れから、ディ・マリアがクロスボールをペナルティーエリア内に供給。これをニコラス・オタメンディがヘディングシュート。惜しくもポストに嫌われるも、こぼれ球をガブリエル・メルカドが押し込んだ。
サンパオリのセビージャ時代の愛弟子の得点でリードしたアルゼンチンは、後半は落ち着いた試合運びで宿敵を掌握する。
一方のブラジルは63分にガブリエウ・ジェズスが相手GKを抜き去り、アルゼンチン・ゴールに迫るも、シュートをオタメンディにゴールライン上で弾かれ、決定機を逸した。
75分以降、エースのネイマールが欠場したこともあって、迫力不足が顕著だったセレソンは尻すぼみ。アルゼンチンも逃げ切りを図ったことで目立ったシーンがないまま、試合は結局、1-0でアルゼンチンが勝利。サンパオリ政権の初陣で白星を飾った。
新チームについてアルゼンチン紙『オレ』は、「サンパオリが幸運をもたらす」と見出しを付け、「メッシもディバラも試合に上手く馴染めていた。決して悪くはないスタートだ」と試合内容を評した。
9万5000人の観客が詰めかけ、大観衆に見つめられるなかで宿敵を撃破したサンパオリ・アルゼンチン。6月13日にはシンガポール代表と親善試合を戦い、ワールドカップ出場がかかった南米予選ではまず8月28日に敵地でウルグアイと激突する。
6月1日にセビージャから引き抜いたホルヘ・サンパオリ政権が始動したばかりのアルゼンチン。この試合ではその知将が、セビージャ時代に愛用していた3-4-3システムを採用。最前線にゴンサロ・イグアイン、2シャドー気味にリオネル・メッシとパウロ・ディバラを並べ、アンヘル・ディ・マリアを左ウイングバックに配置した。
しかし、この攻撃的システムの採用は練習期間の短さのせいもあり、裏目に出る。序盤から何度もブラジルに最終ラインの背後を突かれてしまった。それでも徐々に運動量とパスワークが機能しはじめ、敵陣でプレーする時間帯が増えると、前半ロスタイムにネットを揺らす。
CKの流れから、ディ・マリアがクロスボールをペナルティーエリア内に供給。これをニコラス・オタメンディがヘディングシュート。惜しくもポストに嫌われるも、こぼれ球をガブリエル・メルカドが押し込んだ。
サンパオリのセビージャ時代の愛弟子の得点でリードしたアルゼンチンは、後半は落ち着いた試合運びで宿敵を掌握する。
一方のブラジルは63分にガブリエウ・ジェズスが相手GKを抜き去り、アルゼンチン・ゴールに迫るも、シュートをオタメンディにゴールライン上で弾かれ、決定機を逸した。
75分以降、エースのネイマールが欠場したこともあって、迫力不足が顕著だったセレソンは尻すぼみ。アルゼンチンも逃げ切りを図ったことで目立ったシーンがないまま、試合は結局、1-0でアルゼンチンが勝利。サンパオリ政権の初陣で白星を飾った。
新チームについてアルゼンチン紙『オレ』は、「サンパオリが幸運をもたらす」と見出しを付け、「メッシもディバラも試合に上手く馴染めていた。決して悪くはないスタートだ」と試合内容を評した。
9万5000人の観客が詰めかけ、大観衆に見つめられるなかで宿敵を撃破したサンパオリ・アルゼンチン。6月13日にはシンガポール代表と親善試合を戦い、ワールドカップ出場がかかった南米予選ではまず8月28日に敵地でウルグアイと激突する。