厳しい競争を歓迎する姿勢も。
守備陣の選考について、日本代表のディフェンスリーダーである吉田麻也が5月30日のトレーニング後に口を開いた。
「監督はチャレンジャーだなとは思います」
今回、発表された日本代表のメンバーでは、長くCBのレギュラーを務めてきた森重真人が落選。左SBでは宇賀神友弥(浦和)というニューフェイスも招集されているが、なかでも吉田が気になるのが長い間コンビを組んだ森重に代わるCBだろう。G大阪の三浦弦太は初招集だけに、新たな相棒は槙野智章か昌子源のいずれかが有力だが、どちらにせよ代表経験が豊富とは言えない。
「やったことがないので、連係の部分はいつも以上に気を配っていかなければならない。多少のズレは出てくると思うから、そこをしっかりカバーできるようにしたいと思います」
懸念されるディフェンスラインについて、自身が牽引する覚悟を口にした吉田だが、自らが担う役割についても揺らぎはない。
「自分がどういう役割を担っていかなければならないか、理解している。新しい選手がスムーズにチームへ入れるようにしたいと思う。こうなったら僕がジタバタしても(ダメ)。決めるのは監督なんで、僕は与えられた役割をしっかりこなすだけです」
もっとも、常連の選手が外れたことで「危機感を持っていかなければいけない」とする一方で、吉田は「誰にでもチャンスがある状況はチームにとって良い」と激しい生存競争を歓迎した。
ワールドカップへの切符を懸けた大一番(6月13日のイラク戦)で、ディフェンスラインに変化を加えたヴァイッド・ハリルホジッチ監督。そんな指揮官の決断にも動揺することなく、イングランドで研鑽を積んだCBは、これまでどおりにチームを引っ張っていく覚悟を見せた。
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト)
「監督はチャレンジャーだなとは思います」
今回、発表された日本代表のメンバーでは、長くCBのレギュラーを務めてきた森重真人が落選。左SBでは宇賀神友弥(浦和)というニューフェイスも招集されているが、なかでも吉田が気になるのが長い間コンビを組んだ森重に代わるCBだろう。G大阪の三浦弦太は初招集だけに、新たな相棒は槙野智章か昌子源のいずれかが有力だが、どちらにせよ代表経験が豊富とは言えない。
「やったことがないので、連係の部分はいつも以上に気を配っていかなければならない。多少のズレは出てくると思うから、そこをしっかりカバーできるようにしたいと思います」
懸念されるディフェンスラインについて、自身が牽引する覚悟を口にした吉田だが、自らが担う役割についても揺らぎはない。
「自分がどういう役割を担っていかなければならないか、理解している。新しい選手がスムーズにチームへ入れるようにしたいと思う。こうなったら僕がジタバタしても(ダメ)。決めるのは監督なんで、僕は与えられた役割をしっかりこなすだけです」
もっとも、常連の選手が外れたことで「危機感を持っていかなければいけない」とする一方で、吉田は「誰にでもチャンスがある状況はチームにとって良い」と激しい生存競争を歓迎した。
ワールドカップへの切符を懸けた大一番(6月13日のイラク戦)で、ディフェンスラインに変化を加えたヴァイッド・ハリルホジッチ監督。そんな指揮官の決断にも動揺することなく、イングランドで研鑽を積んだCBは、これまでどおりにチームを引っ張っていく覚悟を見せた。
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト)