自身の夢を叶えたサンパオリ。6月1日から正式始動。
現地時間5月26日、アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は、代表指揮官にホルヘ・サンパオリを招聘することで、セビージャと基本合意したことを公式発表した。
アルゼンチン人監督のサンパオリは、2012年からチリ代表を率いて2015年にはコパ・アメリカ優勝を成し遂げた。今シーズンはセビージャを率いてチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位に導いていた。
そんな実績十分のサンパオリを招聘したアルゼンチン代表は現在、2018年のロシア・ワールドカップ南米予選で5位と低迷。今年4月にはエドガルド・バウサを解任したため、代表監督が空座となっていた。
AFAは以前からサンパオリの動向を注視しており、今年3月末に会長となったクラウディオ・タピアをはじめとする複数の幹部がスペインへと飛び、セビージャと直に交渉を進めていたことをアルゼンチン紙『オレ』などが伝えてきた。
サンパオリ本人もシーズンが終了した先週末に、「クラブと私との契約には去ることができる条項が含まれている」と語り、さらに「監督として私を迎えることは母国の明確な願いであり、私自身もそのチャンスを掴むのが夢だ」と代表監督就任を希望する発言をしていた。
ちなみにセビージャとサンパオリの契約は2018年6月までとなっているが、スペイン紙『マルカ』によれば、150万ユーロ(約1億8750万円)で契約解除に至った模様だ。
なお、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、6月1日に正式に始動するというサンパオリは、すでにアルゼンチンに帰国しており、国内でプレーする選手たちを視察しているという。同代表は6月9日にオーストラリアのメルボルンでブラジル、同月13日にシンガポールのカランでシンガポールとの国際親善試合に臨む予定だ。
早ければ宿命のライバルであるブラジル戦が初陣となるサンパオリ。攻撃的なサッカーを志向する指揮官は、いかにして低迷する母国を浮上させるのか? その手腕に注目したい。
【アルゼンチン代表メンバー】イカルディが3年半ぶりに復帰!
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そんな実績十分のサンパオリを招聘したアルゼンチン代表は現在、2018年のロシア・ワールドカップ南米予選で5位と低迷。今年4月にはエドガルド・バウサを解任したため、代表監督が空座となっていた。
AFAは以前からサンパオリの動向を注視しており、今年3月末に会長となったクラウディオ・タピアをはじめとする複数の幹部がスペインへと飛び、セビージャと直に交渉を進めていたことをアルゼンチン紙『オレ』などが伝えてきた。
サンパオリ本人もシーズンが終了した先週末に、「クラブと私との契約には去ることができる条項が含まれている」と語り、さらに「監督として私を迎えることは母国の明確な願いであり、私自身もそのチャンスを掴むのが夢だ」と代表監督就任を希望する発言をしていた。
ちなみにセビージャとサンパオリの契約は2018年6月までとなっているが、スペイン紙『マルカ』によれば、150万ユーロ(約1億8750万円)で契約解除に至った模様だ。
なお、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、6月1日に正式に始動するというサンパオリは、すでにアルゼンチンに帰国しており、国内でプレーする選手たちを視察しているという。同代表は6月9日にオーストラリアのメルボルンでブラジル、同月13日にシンガポールのカランでシンガポールとの国際親善試合に臨む予定だ。
早ければ宿命のライバルであるブラジル戦が初陣となるサンパオリ。攻撃的なサッカーを志向する指揮官は、いかにして低迷する母国を浮上させるのか? その手腕に注目したい。
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