「ここで結果を残すか残さないかで本当に変わってくると思う」
日本は5月26日に決勝トーナメント進出を懸けて、イタリアとのグループリーグ最終節に臨む。
この大事な一戦を前に、ウルグアイ戦で左膝を負傷(左膝前十字じん帯断裂および半月板損傷)したエースの小川航基が離脱。代わって先発に名を連ねそうなのが、U-18年代から“飛び級”で招集された田川亨介だ。
主に97~98年生まれの世代で構成されるチームにおいて、田川は99年生まれのU-18年代。スピードと高さを生かしたプレーを内山篤監督から高く評価され、今大会のメンバーに選ばれた。
そのポテンシャルは、所属する鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督も一目置いている。今季、下部組織からトップへ昇格すると、2節の川崎戦で途中出場。その後も出場機会を重ね、6節の新潟戦ではプロ初ゴールを挙げている。
このアピールが実り、晴れてワールドカップメンバーになった田川は、南アフリカ戦、ウルグアイ戦をベンチで過ごしたが、「いつか絶対にチャンスは来る」と自らに言い聞かせ、日々のトレーニングに懸命に励んだ。今回訪れるであろうチャンスは、そうした信念が実った形だと言えるだろう。
「やっとチャンスが来ると思うので、ここで結果を残すか残さないかで本当に変わってくると思う。自分の役割もそうですけど、チームが勝つことを1番に考えて、自分ができることを精一杯やっていきたい」
そう語る田川の持ち味は、敵の背後を突くスピードだ。屈強なイタリア守備陣を速さで翻弄できれば、勝機は膨らむかもしれない。
「(自分の持ち味は)背後にどんどん抜けて起点になってゴールを狙う動きをすること。細かいところでつないでポストプレーをしたり、狭いところでも背後は取れるので、いつでもそこは狙っていきたい」
エースの離脱という形で巡ってきたチャンスを生かし、日本に勝機を呼び込む“ラッキーボーイ”となれるか――。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
この大事な一戦を前に、ウルグアイ戦で左膝を負傷(左膝前十字じん帯断裂および半月板損傷)したエースの小川航基が離脱。代わって先発に名を連ねそうなのが、U-18年代から“飛び級”で招集された田川亨介だ。
主に97~98年生まれの世代で構成されるチームにおいて、田川は99年生まれのU-18年代。スピードと高さを生かしたプレーを内山篤監督から高く評価され、今大会のメンバーに選ばれた。
そのポテンシャルは、所属する鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督も一目置いている。今季、下部組織からトップへ昇格すると、2節の川崎戦で途中出場。その後も出場機会を重ね、6節の新潟戦ではプロ初ゴールを挙げている。
このアピールが実り、晴れてワールドカップメンバーになった田川は、南アフリカ戦、ウルグアイ戦をベンチで過ごしたが、「いつか絶対にチャンスは来る」と自らに言い聞かせ、日々のトレーニングに懸命に励んだ。今回訪れるであろうチャンスは、そうした信念が実った形だと言えるだろう。
「やっとチャンスが来ると思うので、ここで結果を残すか残さないかで本当に変わってくると思う。自分の役割もそうですけど、チームが勝つことを1番に考えて、自分ができることを精一杯やっていきたい」
そう語る田川の持ち味は、敵の背後を突くスピードだ。屈強なイタリア守備陣を速さで翻弄できれば、勝機は膨らむかもしれない。
「(自分の持ち味は)背後にどんどん抜けて起点になってゴールを狙う動きをすること。細かいところでつないでポストプレーをしたり、狭いところでも背後は取れるので、いつでもそこは狙っていきたい」
エースの離脱という形で巡ってきたチャンスを生かし、日本に勝機を呼び込む“ラッキーボーイ”となれるか――。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)