【U-20】世界に衝撃を与えた「15歳・久保建英」。各国メディアはどう伝えたのか

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年05月23日

アルゼンチンの老舗が「なんて15歳だ!」と銘打ち。

日本だけでなく、世界のサッカーファンの間でも「時のひと」となりつつある久保。ウルグアイ戦ではどんなパフォーマンスを見せるか。写真:滝川敏之

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 南アフリカ戦の快勝劇から一夜明け、欧米の各国メディアがこぞって取り上げたのが、決勝アシストでU-20日本代表に勝利をもたらした久保建英だ。なにをおいてもまず、その15歳という年齢に衝撃を受けたようだ。

 世界の報道機関はどう伝えたのか。いくつかの記事をピックアップして紹介しよう。

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「なんて15歳だ!」との見出しで久保を称えたのが、アルゼンチンの老舗スポーツ紙『Ole!』のインターナショナル版だ。
 
「マシア(バルセロナの下部組織)出身のリトルボーイのパスがアジア王者の日本に勝利をもたらした。そう、彼はまだ15歳。そう、20歳以下の大会で5歳も飛び越してプレーしているのだ」と驚きをもって報じ、「福岡のバルセロナスクールで才能を見出された」と、マシア時代の写真を使い、その生い立ちを書き綴っている。
 
 ポルトガルからはスポーツオンラインの『MAIS FUTEBOL』。そのヘッドラインは「15歳のアシストが試合を決めた」で、「59分に登場するや流れを変え、すぐさまピッチ上の主人公となった」と褒めちぎった。「バルセロナで将来を嘱望されていたが、契約上の問題で日本への帰国を余儀なくされた。現在はFC東京で才能を育まれている」と記している。
 
 U-20ワールドカップのホストントリー、韓国国内でも話題沸騰。『朝鮮日報』オンラインは「背番号20のあどけない日本人選手が準備を始めると、サポーターから歓声が上がった。日本サッカー界が『天才』と呼ぶ久保建英だ。我らのイ・スンウが『韓国のメッシ』と称されるように、久保は日本で『リトル・メッシ』と呼ばれている」と説明。
 
 さらに、「所属チームはもちろん、日本のサッカー界全体が久保をサポートしはじめた。2020年の東京オリンピックを控え、さまざまな代表チームに久保を選抜してキャリアを積ませている」とした。
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