レッドカードに観客席は大盛り上がり。
思わぬハプニングが起きたのは、5月6日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ35節のキルマーノック対ダンディ戦だ。
前半にキルマーノックが得た何の変哲もないCKの場面。キッカーのジョーダン・ジョーンズがボールを蹴ろうとコーナーフラッグに近づくと、副審を務めていたアンドリュー・マクウィリアムの様子がおかしいことに気がついた。
ジョーンズが気遣っていると、主審のクレイグ・トムソンも様子を見に駆け寄ってくる。するとマクウィリアムは小走りに広告看板の横に向かうと、その場で嘔吐してしまったのだ。
そのショッキングなシーンを目撃した観客は、苦しそうな副審に大声援を送るなどスタジアムは異様な盛り上がりを見せる。
しかし、この日のクライマックスはこのシーンではなかった。“こと”を済ませ、ライン際に戻ってきたマクウィリアム副審に向かってトムソン主審が、なんとレッドカードを提示したのだ。もちろんジョークだったとはいえ、これにはマクウィリアムは思わず苦笑い。観客も大盛り上がりとなった。
試合はこの副審の“私用”の影響で3分ほどの中断後に再開。すっかり主役となってしまったマクウィリアムスは、しっかり給水をした後は、何事もなく試合終了まで無事に任務を遂行している。
この出来事で集中が切れたわけではないだろうが、ホームのキルマーノックは0-1で敗戦。副審を気遣っていたジョーダン・ジョーンズは途中交代でベンチから敗戦を見届けた。彼にとってはまさに「じょーだん」では済まされない一日になってしまったかもしれない。
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部
前半にキルマーノックが得た何の変哲もないCKの場面。キッカーのジョーダン・ジョーンズがボールを蹴ろうとコーナーフラッグに近づくと、副審を務めていたアンドリュー・マクウィリアムの様子がおかしいことに気がついた。
ジョーンズが気遣っていると、主審のクレイグ・トムソンも様子を見に駆け寄ってくる。するとマクウィリアムは小走りに広告看板の横に向かうと、その場で嘔吐してしまったのだ。
そのショッキングなシーンを目撃した観客は、苦しそうな副審に大声援を送るなどスタジアムは異様な盛り上がりを見せる。
しかし、この日のクライマックスはこのシーンではなかった。“こと”を済ませ、ライン際に戻ってきたマクウィリアム副審に向かってトムソン主審が、なんとレッドカードを提示したのだ。もちろんジョークだったとはいえ、これにはマクウィリアムは思わず苦笑い。観客も大盛り上がりとなった。
試合はこの副審の“私用”の影響で3分ほどの中断後に再開。すっかり主役となってしまったマクウィリアムスは、しっかり給水をした後は、何事もなく試合終了まで無事に任務を遂行している。
この出来事で集中が切れたわけではないだろうが、ホームのキルマーノックは0-1で敗戦。副審を気遣っていたジョーダン・ジョーンズは途中交代でベンチから敗戦を見届けた。彼にとってはまさに「じょーだん」では済まされない一日になってしまったかもしれない。
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部