想起させるのはヴァーディーの物語。
フットボールリーグ1(FL1=イングランド3部リーグ)でプレーする26歳が、移籍マーケットで大きな注目を集めている。オックスフォード・ユナイテッドのイングランド人左サイドバック、マルビン・ジョンソンだ。
英紙『サン』によれば、ジョンソンを視察するためにFL1の41節ベリー戦に訪れたスカウトの数は、実に30人以上に上ったという。とりわけ強い興味を示しているのがマンチェスター・シティとレスター・シティで、今夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性がある。
ジョンソンはユースレベルでの代表歴がなく、20代前半はロムルス、キダーミンスター・ハリアーズといったノンリーグ(アマチュア)のクラブで研鑽を積んできたいわば叩き上げだ。15年冬に移籍したスコットランドのマザーウェルで頭角を現わし、昨夏にオックスフォードへ。今シーズンのFL1では36試合に出場し、3ゴール・5アシストと際立った数字を残している。
オックスフォードではSBが主戦場ながら、ウイングとしてもプレーできる左サイドのスペシャリストで、最大の武器は攻撃力。スピード抜群の突破から、多くのチャンスに絡んでいる。
ノンリーグ出身者がプレミアで成功を掴む――。想起させるのは、昨シーズンのレスターで遅咲きの花を咲かせたジェイミー・ヴァーディーの物語だ。
はたしてジョンソンはプレミアの舞台に辿り着き、ヴァ―ディーと同様のインパクトを残せるか。来シーズンのブレイク候補の一人であるのは間違いない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
英紙『サン』によれば、ジョンソンを視察するためにFL1の41節ベリー戦に訪れたスカウトの数は、実に30人以上に上ったという。とりわけ強い興味を示しているのがマンチェスター・シティとレスター・シティで、今夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性がある。
ジョンソンはユースレベルでの代表歴がなく、20代前半はロムルス、キダーミンスター・ハリアーズといったノンリーグ(アマチュア)のクラブで研鑽を積んできたいわば叩き上げだ。15年冬に移籍したスコットランドのマザーウェルで頭角を現わし、昨夏にオックスフォードへ。今シーズンのFL1では36試合に出場し、3ゴール・5アシストと際立った数字を残している。
オックスフォードではSBが主戦場ながら、ウイングとしてもプレーできる左サイドのスペシャリストで、最大の武器は攻撃力。スピード抜群の突破から、多くのチャンスに絡んでいる。
ノンリーグ出身者がプレミアで成功を掴む――。想起させるのは、昨シーズンのレスターで遅咲きの花を咲かせたジェイミー・ヴァーディーの物語だ。
はたしてジョンソンはプレミアの舞台に辿り着き、ヴァ―ディーと同様のインパクトを残せるか。来シーズンのブレイク候補の一人であるのは間違いない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部