メンバー発表前、最後のトレーニングマッチでも好調ぶりをアピール
国内合宿中のU-20日本代表は4月18日、千葉とのトレーニングマッチ(30分×3本)に臨んだ。日本は8分、岩崎悠人(京都)と2トップを組んだ小川航基(磐田)が、GKが前方に出ていた隙を見逃さずミドルシュートを決めて先制する。
その後、PKを与えて追いつかれたが2本目の19分、町田浩樹(鹿島)のロングフィードに抜け出した小川が、右足で冷静に沈めて勝ち越しに成功。さらに3本目では、遠藤渓太(横浜)が直接FKを、橋岡大樹(浦和)がCKからヘディングシュートを決め4-1で快勝した。
エースの貫禄を見せつける2得点を決めた小川は、3月のドイツ遠征を含め、直近3試合で6得点とゴールを量産中。U-20ワールドカップメンバー発表前、最後のトレーニングマッチでも好調ぶりをアピールした。
動きにはキレがあり、とりわけ目を引いたのが、DFの背後を突く動きだ。実際、2点目はその動きから奪ったもので、高めに設定されていた千葉の最終ライン裏を突く意識を欠かさず、鋭い動き出しから積極的にパスを呼び込んだ。
「独特な戦い方をしてくるチームに対して、裏を狙いつつ、オフサイドを取られないように心がげていましたけど、動きに工夫を入れることが大事だと思っていた。それを1本目から分かっていたうえで、2本目に生かして、ゴールにつなげられたのは良かった」
本人もこう手応えを口にしたが、自らを戒めるように「3点目を取りにいく姿勢も大事だった。これで満足したら終わりだと思う」と、厳しく評価。結果を残しても慢心せず、さらなる飛躍を模索しながら、メンバー入りを勝ち取るつもりだ。
【U-20日本代表候補PHOTO】千葉との練習試合は小川や橋岡、遠藤の計4発で快勝!
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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