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「常に危険な男」が吉田麻也に競り勝ち20か月ぶりの一撃。マンCに頼れる主将が戻ってきた!

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年04月17日

「センターバック以上の存在」(グアルディオラ監督)。

貴重な先制ゴールを挙げただけでなく、安定した守りで約1か月ぶりとなるクリーンシート(無失点試合)にも貢献。やはりコンパニがいると、守備が引き締まる。 (C)Getty Images

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 マンチェスター・シティの多くのファンが、待ち望んでいた光景だった。
 
 プレミアリーグ33節のサウサンプトン戦、一人の男が完全復活をアピールした。この2~3年は度重なる怪我の影響でまともにプレーできず、不本意なシーズンを送ってきたキャプテン、ヴァンサン・コンパニだ。
 
 ニコラス・オタメンディとともに4バックのCBを任されたコンパニは、全盛時を彷彿させる対人プレーの強さと的確な読みでサウサンプトン攻撃陣に仕事をさせず、ビルドアップの局面では落ち着いたパス捌きを披露。ポゼッションスタイルの起点としても機能した。
 
 そして55分、CKの場面でその瞬間は訪れた。ダビド・シルバのキックに合わせて走り込んだコンパニは、マークにつく吉田麻也との競り合いで態勢を崩しながらも頭を突き出し、均衡を破る貴重な先制弾を突き刺したのである。昨シーズンの2節チェルシー戦で同じくCKから決めて以来、実に20か月ぶりのゴールだった。
 
 キャプテンを中心に、喜びの輪ができる。やっと戻ってきたな――。チームメイトの笑顔には、そんなメッセージが籠められているようだった。
 
 試合は結局、コンパニのゴールで勢いに乗り、さらに2点を追加したマンCが3-0で快勝した。
 
「コンパニのクオリティーについては、言及するまでもないだろう。問題は、怪我をしていたことだった。だが、やっと戻ってきた。我々のために、今後もフィットしつづけてくれるだろう」
 
 主将の活躍ぶりを称えたジョゼップ・グアルディオラ監督は、さらに続けた。
 
「コンパニはセンターバック以上の存在だ。彼にはパッションとビジョンがある。そしてセットプレーでは、常に危険な男だ」
 
 なによりの収穫は、90分を通じてインテンシティーを落とさず、フル稼働できたことだろう。本人にとっても、大きな自信に繋がったはずだ。
 
 頼れるキャプテンが、ついに戻ってきた。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
 
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