【玉乃淳のクラシコ展望】マドリーが有利! バルサはネイマール欠場でメッシ頼みに…

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サッカーダイジェストWeb編集部

2017年04月17日

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マドリー勝利を推す3つの理由とは?

今シーズン二度目のクラシコは4月23日。C・ロナウドらを擁するマドリーが有利だと玉乃氏は読む。写真:Rafa HUERTA

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 昨年12月のクラシコ(1-1のドロー)では、『スポナビライブ』の解説のお仕事でカンプ・ノウに行かせていただきました。
 
 現場で観ていて一番感じたのが、中盤の大切さ。バルセロナはイニエスタが怪我明けで先発から外れていて、ずっとレアル・マドリーのイスコとモドリッチにミッドフィールドを支配されていました。最前線に化け物みたいなMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)がいても、彼らに良い形でボールが渡らなければ意味がないんですよね。
 
 イニエスタが途中交代でピッチに立って以降、タメができてバルサの攻撃が活性化したことを含めて、この試合で改めて中盤の重要性を痛感しました。
 
 とはいえ、イニエスタがいたとしても、今のバルサはシャビがいた時代のようにポゼッションで完全に試合を支配するのは難しい。おそらく今度のクラシコ(4月23日)も同じだと思います。
 
 両チームともチャンピオンズ・リーグでもベスト8に勝ち残ったので、4月はいずれも過密スケジュールの中で重要な試合が待っています。そうなると当然、ターンオーバーが大事になってきますが、その点でもマドリーに一日の長があるかなと。今シーズンは開幕からずっと「こんなに変えて大丈夫?」というほど選手を入れ替えながら戦ってきたので、システムや選手の修正に慣れているし、チームとして底力が付いている印象を受けます。
 
 中盤戦でベイルが故障離脱した時もルーカス・バスケスなどがしっかりその穴を埋めていたし、すべての試合に出たがるC・ロナウドにも時には休養を与えています。結果が求められる状況でジダン監督は先を見据えて戦ってきたので、シーズン終盤の今になってそれが活きてくると思います。
 
 その点、バルサは前半戦がほとんど同じメンバーで、怪我人続出などもあってターンオーバーを使い始めたら一気に安定感がなくなった。同じタイミングでネイマールが覚醒して、何とか結果を残してきましたが、マドリーと比べると選手層が薄い印象は否めません。
 
 パリSG戦(チャンピオンズ・リーグ)の奇跡的な逆転勝利に象徴されるように、MSNという絶対的な武器があるバルサは、ハマった時にとてつもない爆発力を見せます。でも、あれもカンプ・ノウだから可能な芸当で、今回はサンチャゴ・ベルナベウが舞台なので、かなり難しいのではないかなというのが率直な印象です。
 
 バルサの中盤の支配力低下、マドリーのターンオーバーに対する慣れ、そして舞台がサンチャゴ・ベルナベウ――。その3つの理由で今回のクラシコはマドリー有利と見ます。

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