相手ボランチの執拗なマークに苦しんで何もできなかった久保。
ベルギーリーグ上位6チームの精鋭によるプレーオフ1が、代表マッチウイーク明けから始まった。久保裕也の所属するヘントは4月2日、ディフェンディング・チャンピオンのクラブ・ブルージュと対戦した。
「全試合がビッグゲーム」と呼ばれるほど、激しい試合が繰り広げられるプレーオフ1は、ベルギーリーグのレベルアップに繋がっている。昨シーズンはヘントがチャンピオンズ・リーグのグループステージを突破し、今シーズンはヨーロッパリーグベスト16に3チーム(アンデルレヒト、ヘンク、ヘント)が勝ち残った。
欧州カップ戦でのベルギーリーグ勢の勝負強さは、「プレーオフ1でテンションの高い試合をこなし続けることによって培われた」と言っても過言ではないのだ。
その一方で、プレーオフ1は対戦相手の良さを潰し合う固い試合が多くなる傾向がある。ヘント対クラブ・ブルージュでも激しいバトルがピッチの至る所で繰り広げられた。
攻撃サッカーで知られるヘントだが、前半のシュートは左ウイングのサイモンが放ったボレーシュートとPKわずか2本のみだった。しかし、これが2本ともゴールに繋がり、ヘントは2-1とリードしてハーフタイムを迎えた。
50分にCBのトロースト・エコンが退場になり数的不利となったヘントは、クラブ・ブルージュの猛攻にさらされたが、守護神のロブレ・カリニッチがスーパーセーブを連発し、プレーオフ1の開幕戦を白星で飾った。
これによりヘントは順位を1つ上げてEL圏内の3位に浮上。また2位クラブ・ブルージュとの差を2ポイントまで縮めた。
この日、トップ下で71分間プレーした久保は、「勝ったのはデカイですね。毎試合、毎試合、面白くなると思います」と勝利を喜んだ。しかし、この日の久保はクラブ・ブルージュの守備的MFであるクラウデミールとティミー・シモンスの執拗なマークに苦しんだ。
「相手の6番(クラウデミール)がみっちり付いて来ていたので、そこを剥がせたら良かったです。もうちょっと裏とか空きスペースに顔を出して受けたかったですね」
本人がそう回想する言葉通り、チームとしてもシュートの本数が少ない試合で、久保が相手のペナルティーエリア内に侵入する機会はほとんどなし。シュートを打つことも、チャンスメークをすることもできなかった。
そうした結果に久保は、「もちろんシュートに行きたかったですし、チャンスを作らなければいけなかった。今日はそれができなかったと思います」と反省しきりだった。
「全試合がビッグゲーム」と呼ばれるほど、激しい試合が繰り広げられるプレーオフ1は、ベルギーリーグのレベルアップに繋がっている。昨シーズンはヘントがチャンピオンズ・リーグのグループステージを突破し、今シーズンはヨーロッパリーグベスト16に3チーム(アンデルレヒト、ヘンク、ヘント)が勝ち残った。
欧州カップ戦でのベルギーリーグ勢の勝負強さは、「プレーオフ1でテンションの高い試合をこなし続けることによって培われた」と言っても過言ではないのだ。
その一方で、プレーオフ1は対戦相手の良さを潰し合う固い試合が多くなる傾向がある。ヘント対クラブ・ブルージュでも激しいバトルがピッチの至る所で繰り広げられた。
攻撃サッカーで知られるヘントだが、前半のシュートは左ウイングのサイモンが放ったボレーシュートとPKわずか2本のみだった。しかし、これが2本ともゴールに繋がり、ヘントは2-1とリードしてハーフタイムを迎えた。
50分にCBのトロースト・エコンが退場になり数的不利となったヘントは、クラブ・ブルージュの猛攻にさらされたが、守護神のロブレ・カリニッチがスーパーセーブを連発し、プレーオフ1の開幕戦を白星で飾った。
これによりヘントは順位を1つ上げてEL圏内の3位に浮上。また2位クラブ・ブルージュとの差を2ポイントまで縮めた。
この日、トップ下で71分間プレーした久保は、「勝ったのはデカイですね。毎試合、毎試合、面白くなると思います」と勝利を喜んだ。しかし、この日の久保はクラブ・ブルージュの守備的MFであるクラウデミールとティミー・シモンスの執拗なマークに苦しんだ。
「相手の6番(クラウデミール)がみっちり付いて来ていたので、そこを剥がせたら良かったです。もうちょっと裏とか空きスペースに顔を出して受けたかったですね」
本人がそう回想する言葉通り、チームとしてもシュートの本数が少ない試合で、久保が相手のペナルティーエリア内に侵入する機会はほとんどなし。シュートを打つことも、チャンスメークをすることもできなかった。
そうした結果に久保は、「もちろんシュートに行きたかったですし、チャンスを作らなければいけなかった。今日はそれができなかったと思います」と反省しきりだった。