「守備は積極的にラインをコントロールしてプレスをかけにいく。どのチームもやっているスペインの2部のスタンダード」
鈴木大輔がスペインに渡って1年になる。何も分からない土地・環境でがむしゃらにアピールし、痺れる昇格プレーオフも経験した初めの半年、そして主力としてプレーしながら一時は最下位に低迷して苦しんだ次の半年――。
対照的なふたつのキャリアを過ごしたCBは、なにを吸収し、どんな成長を遂げたのか。異国の地で奮闘する27歳を直撃した。
【鈴木大輔 公式HPはこちら】
―――◆―――◆―――◆―――
――戦術面で勉強になった部分は?
監督が代わって、4バックから3バックになりました。俺は右のCBをやることが多いので、攻撃の時は組み立てを求められます。守備は積極的にラインをコントロールしてプレスをかけにいく。これは、どのチームもやっているスペインの2部のスタンダードなスタイルですね。それに、5バックにはほとんどしない。スライドで4枚にしたり3枚で守ったりが多いです。
――Jリーグで3バックを採用するチームのほとんどが5バック状態になりますが……。
こっちでは、ほとんどありません。絶対にボールサイドのウイングバックが相手のSBにプレスに行く。それと連動して逆のウイングバックが最終ラインに落ちるので、左右のCBがSBみたいなポジションになります。だから、スライドやプレスに行くスピードが大事になる。そういうところではコミュニケーション、戦術理解度も求められていますね。
――攻撃の時は前線に上がる?
いや、俺が前の選手を追い越すことはほとんどありません。相手FWが1枚だったら上がっても問題ないですけど。うちのチームは攻撃になったら形にはあんまりこだわってないので。
戦術的なことを言われるのは、守備の部分が多いですね。特にラインコントロールについて言われるので、結構リーダーシップを取ってやっています。自分たちが攻撃している時はハーフラインくらいまで上げて、まずそのラインを保つ。
――組んでいるCBはどんな選手ですか?
スペイン人とブラジル人と俺が組んでいて、たまにカメルーン人も入ってくる。そのなかでは、俺が最年少かな。ブラジル人は最近加入したんですけど、そいつが3バックの真ん中をやることが多いですね。
対照的なふたつのキャリアを過ごしたCBは、なにを吸収し、どんな成長を遂げたのか。異国の地で奮闘する27歳を直撃した。
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――戦術面で勉強になった部分は?
監督が代わって、4バックから3バックになりました。俺は右のCBをやることが多いので、攻撃の時は組み立てを求められます。守備は積極的にラインをコントロールしてプレスをかけにいく。これは、どのチームもやっているスペインの2部のスタンダードなスタイルですね。それに、5バックにはほとんどしない。スライドで4枚にしたり3枚で守ったりが多いです。
――Jリーグで3バックを採用するチームのほとんどが5バック状態になりますが……。
こっちでは、ほとんどありません。絶対にボールサイドのウイングバックが相手のSBにプレスに行く。それと連動して逆のウイングバックが最終ラインに落ちるので、左右のCBがSBみたいなポジションになります。だから、スライドやプレスに行くスピードが大事になる。そういうところではコミュニケーション、戦術理解度も求められていますね。
――攻撃の時は前線に上がる?
いや、俺が前の選手を追い越すことはほとんどありません。相手FWが1枚だったら上がっても問題ないですけど。うちのチームは攻撃になったら形にはあんまりこだわってないので。
戦術的なことを言われるのは、守備の部分が多いですね。特にラインコントロールについて言われるので、結構リーダーシップを取ってやっています。自分たちが攻撃している時はハーフラインくらいまで上げて、まずそのラインを保つ。
――組んでいるCBはどんな選手ですか?
スペイン人とブラジル人と俺が組んでいて、たまにカメルーン人も入ってくる。そのなかでは、俺が最年少かな。ブラジル人は最近加入したんですけど、そいつが3バックの真ん中をやることが多いですね。