スタジアム前で50人のサポーターを調査したところ…。
3月15日に開催されたチャンピオンズ・リーグのアトレティコ・マドリー対レバークーゼン戦の試合前に、ビセンテ・カルデロンである調査を試みた。アトレティコのサポーターがどの選手のユニホームを着用しているかを調べたのだ。
この日のマドリードは日中、気温が20度を超える汗ばむほどの陽気。そのため、20時45分という遅い時間のキックオフだったにもかかわらず上着を羽織らないファンが多く、容易に確認することができた。
本拠地ビセンテ・カルデロンの前で50人を調査したところ、結果は下記の通りになった(背番号&ネームなしは除く)。絶対的エースのアントワーヌ・グリエーズマンを抑えてもっとも多かったのは、クラブのアイドルであるフェルナンド・トーレスだった。
1位:フェルナンド・トーレス……13人
2位 :アントワーヌ・グリエーズマン……10人
3位 :自分の名前などオリジナル……8人
4位 :ヤニック・カラスコ ……5人
5位 :ガビ……4人
その他 ……10人
興味深いのは、中盤と最終ラインの大黒柱であるコケやディエゴ・ゴディン(ともに1人)よりも「いぶし銀」のガビが多かったこと。この闘将のシャツを着た7、8歳ぐらいの子どもがいたのには驚かされた。
ちなみにその他は、すでに退団したセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)やジエゴ・コスタ(現チェルシー)、監督のディエゴ・シメオネ(現役時代の14番)など。なかには、クラブのレジェンドであるキコ(元スペイン代表FW)のユニホームを着ているファンもいた。
ビセンテ・カルデロンに併設されているオフィシャル・ショップを覗いてみると、ホームシャツの見本として飾られていたのは、やはりF・トーレス。アウェーがゴディンで、キッズ用がグリエーズマンだった。
そのF・トーレスはこの試合、頭を強打して意識不明となった3月2日のデポルティボ戦以来、初めてのベンチ入り。後半開始とともにアップを始めると、観客から割れんばかりの拍手と「トーレス・コール」が送られた。
やはりこの「9番」は、アトレティ(アトレティコ・サポーターの愛称)にとって特別な存在なのだ。
取材・文:江國 森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
この日のマドリードは日中、気温が20度を超える汗ばむほどの陽気。そのため、20時45分という遅い時間のキックオフだったにもかかわらず上着を羽織らないファンが多く、容易に確認することができた。
本拠地ビセンテ・カルデロンの前で50人を調査したところ、結果は下記の通りになった(背番号&ネームなしは除く)。絶対的エースのアントワーヌ・グリエーズマンを抑えてもっとも多かったのは、クラブのアイドルであるフェルナンド・トーレスだった。
1位:フェルナンド・トーレス……13人
2位 :アントワーヌ・グリエーズマン……10人
3位 :自分の名前などオリジナル……8人
4位 :ヤニック・カラスコ ……5人
5位 :ガビ……4人
その他 ……10人
興味深いのは、中盤と最終ラインの大黒柱であるコケやディエゴ・ゴディン(ともに1人)よりも「いぶし銀」のガビが多かったこと。この闘将のシャツを着た7、8歳ぐらいの子どもがいたのには驚かされた。
ちなみにその他は、すでに退団したセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)やジエゴ・コスタ(現チェルシー)、監督のディエゴ・シメオネ(現役時代の14番)など。なかには、クラブのレジェンドであるキコ(元スペイン代表FW)のユニホームを着ているファンもいた。
ビセンテ・カルデロンに併設されているオフィシャル・ショップを覗いてみると、ホームシャツの見本として飾られていたのは、やはりF・トーレス。アウェーがゴディンで、キッズ用がグリエーズマンだった。
そのF・トーレスはこの試合、頭を強打して意識不明となった3月2日のデポルティボ戦以来、初めてのベンチ入り。後半開始とともにアップを始めると、観客から割れんばかりの拍手と「トーレス・コール」が送られた。
やはりこの「9番」は、アトレティ(アトレティコ・サポーターの愛称)にとって特別な存在なのだ。
取材・文:江國 森(ワールドサッカーダイジェスト編集部)