「衰え」指摘のC・ロナウド、先輩ラウールの見解は?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年03月17日

同じ背番号7を背負ったレジェンドが送った言葉は?

2009-2010シーズンには共にR・マドリーのユニホームを着てプレーしたラウール(左)とC・ロナウド(右)。(C) Getty Image

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 レアル・マドリーのレジェンド、ラウール・ゴンサレスがドイツの『キッカー』誌のインタビューに応じ、クリスチアーノ・ロナウドの“新しい役割”について語った。現地時間3月16日、スペインの『アス』紙が伝えた。
 
 かつてのマドリーのキャプテンは、本来のウイングからCFの位置でプレーすることも増えているC・ロナウドの変化について、「クリスチアーノはペナルティーボックス近くでプレーしているね。これは難しいことだよ」と述べている。
 
 2月5日に32歳を迎え、加齢による“衰え”も指摘され始めているC・ロナウド。実際、今シーズンのリーガ・エスパニョーラ得点王争いでもここまで、リオネル・メッシ(23ゴール)、ルイス・スアレス(21ゴール)に続く3位(19ゴール)にとどまっている。過去6年連続で30~40得点を挙げてきたことを考えれば、やや淋しい数字だ。
 
 その点についてラウールは、「彼はまだその才能を発揮しているよ。おそらく以前のようにフレッシュではなくなっているかもしれないけれど、彼の年齢を考えればそれは普通のことだよ」と擁護した。
 
 さらに、「クリスチアーノは2016年のバロンドールを受賞したし、良いシーズンを送っているよ。シーズンが終わりに近づいてきているけれど、僕は彼がハイパフォーマンスを継続することを願っているよ」とコメント。同じ白い巨人の背番号7を背負った先輩として、後輩にエールを送っている。
 
 また、メッシとの比較について問われたラウールは、「サッカーは個人スポーツではなくてチームの成功が重要だ。僕は2人とも好きだけれど、クリスチアーノは毎シーズン50ゴール以上決め続けている。これは名誉だよ」と2010-2011シーズンから毎年驚異的なペースで得点を量産してきた “ゴールマシン”の偉業を讃えた。
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