『最後まで走ろう』という気持ちを持ち続けたことで、チャンスをものにできた」。
[J1リーグ3節] 浦和レッズ 4-1 ヴァンフォーレ甲府
2017年3月10日/埼玉スタジアム
今季新潟から加入したFWラファエル・シルバがリーグトップとなる4ゴール目を、技ありのループシュートで決めた。試合も浦和が甲府に4-1と大勝を収め、順位を2位に上げた。
前半から5バックでゴール前を固める甲府に苦戦し、R・シルバも決定的なヘディングシュートがGK正面を突くなど決め切れない。それでも「チャンスは数多く作れていた。クオリティの高い選手たちが、僕の特長を引き出してくれている」と、後半に入ると、さらに甲府ゴールに近づき脅威を増していった。
57分、関根のクロスを興梠が押し込み、浦和が先制に成功。さらに60分、R・シルバが起点となってパスをつなぎ、再び関根のアーリークロスを武藤がヘッドで合わせ2点目。ドゥドゥの会心ボレーで1点差に詰め寄られたものの、83分に李が押し込み3-1と再びリードを広げる。
そして90+2分、ボールを奪った駒井のスルーパスをR・シルバが正確に足に吸い付くようにコントロール。さらにGKの動きを見極めて、技ありのループシュートをゴールネットに沈めた。
これでリーグ3試合連続、早くも4ゴール。2位タイは興梠、武藤ら2得点。まだシーズン序盤戦ではあるものの、浦和では久々のトップスコアラーだ。
「前半は思うようにいかなかったが、『最後まで走ろう』という気持ちを持ち続けたことで、チャンスをものにできた」
R・シルバはその”走り切る”というスタンスを、好調の要因に挙げた。とはいえ、この開幕からのゴールラッシュは「想定していなかったよ」と、自分自身でも驚いている様子。
「(これほどのゴールラッシュは)想定していなかった。でも自分が決めるんだというイメージは常に持っていた。チームメイトには感謝しているよ」
チームのために——。その想いが、ゴールラッシュにつながっている。
「良いスタートを切れた。周囲との関係性は日ごとに良くなっている」
むしろ、まだ連係面では課題も多いと言う。惜しい場面も少なくなかった。R・シルバにとっての真のゴールラッシュは、これからだ。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
2017年3月10日/埼玉スタジアム
今季新潟から加入したFWラファエル・シルバがリーグトップとなる4ゴール目を、技ありのループシュートで決めた。試合も浦和が甲府に4-1と大勝を収め、順位を2位に上げた。
前半から5バックでゴール前を固める甲府に苦戦し、R・シルバも決定的なヘディングシュートがGK正面を突くなど決め切れない。それでも「チャンスは数多く作れていた。クオリティの高い選手たちが、僕の特長を引き出してくれている」と、後半に入ると、さらに甲府ゴールに近づき脅威を増していった。
57分、関根のクロスを興梠が押し込み、浦和が先制に成功。さらに60分、R・シルバが起点となってパスをつなぎ、再び関根のアーリークロスを武藤がヘッドで合わせ2点目。ドゥドゥの会心ボレーで1点差に詰め寄られたものの、83分に李が押し込み3-1と再びリードを広げる。
そして90+2分、ボールを奪った駒井のスルーパスをR・シルバが正確に足に吸い付くようにコントロール。さらにGKの動きを見極めて、技ありのループシュートをゴールネットに沈めた。
これでリーグ3試合連続、早くも4ゴール。2位タイは興梠、武藤ら2得点。まだシーズン序盤戦ではあるものの、浦和では久々のトップスコアラーだ。
「前半は思うようにいかなかったが、『最後まで走ろう』という気持ちを持ち続けたことで、チャンスをものにできた」
R・シルバはその”走り切る”というスタンスを、好調の要因に挙げた。とはいえ、この開幕からのゴールラッシュは「想定していなかったよ」と、自分自身でも驚いている様子。
「(これほどのゴールラッシュは)想定していなかった。でも自分が決めるんだというイメージは常に持っていた。チームメイトには感謝しているよ」
チームのために——。その想いが、ゴールラッシュにつながっている。
「良いスタートを切れた。周囲との関係性は日ごとに良くなっている」
むしろ、まだ連係面では課題も多いと言う。惜しい場面も少なくなかった。R・シルバにとっての真のゴールラッシュは、これからだ。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)