熾烈な今シーズンのプレミア得点王争い。
今週末に第27節を迎えるイングランドのプレミアリーグ。首位を走るチェルシー(勝点63)が2位トッテナム(勝点53)に10ポイントの差をつけ、独走態勢に入っている。
チェルシーの優勝が濃厚とされる中、注目したいのは得点王争いだ。近年稀にみる混戦で、各チームを代表するストライカーによる熾烈なタイトルレースが繰り広げられている。
アーセナルのアレクシス・サンチェスは、今シーズンに入ってウイングからCFに主戦場を変え、ここまで25試合に出場して17得点。残り13試合を残す中、早くもプレミアリーグにおける自身の最多記録を更新している。
エバートンのロメル・ルカクは、18得点を決めるなど昨シーズンにそのポテンシャルを開花させた。今シーズンはここまで17ゴールを挙げ、キャリアハイ更新は確実。自身初の得点王獲得が期待されている。
前半戦から中盤戦にかけては彼ら二人に加え、チェルシーの快進撃を支えるジエゴ・コスタ(現在16ゴール)、プレミア初参戦ながらマンチェスター・Uのエースに君臨するズラタン・イブラヒモビッチ(同15ゴール)を合わせた4人による得点王争いが繰り広げられていた。
しかし、この争いに新たに名乗りを挙げた男がいる。昨シーズンのトップスコアラー、トッテナムのハリー・ケインである。
ケインは2014-15シーズンからスパーズのレギュラーに定着。セルヒオ・アグエロ(26得点)に次ぐ21得点を挙げてブレイクを果たすと、2015-16シーズンは25ゴールで得点王を獲得。イングランドを代表するCFに成長した。
迎えた今シーズンは、9月18日に行われた第6節のサンダーランド戦で右足首のじん帯を損傷。11月6日の第11節のアーセナル戦で復帰を果たすまで約7週間の離脱を強いられ、ライバルに遅れをとってしまった。
しかし、ここからケインの快進撃は始まる。アーセナル戦から前節のストーク戦まで16試合に出場し、2度のハットトリックを含む15ゴールと大爆発。今シーズンのゴール数を17まで伸ばし、トップを走るサンチェス、ルカクに肩を並べた。
ケインは今シーズン2度目のハットトリックを達成したストーク戦後、「もちろんストライカーとして、いつも勝ちたいと思っている」と語った。
さらに、「もちろんゴールデンブーツを獲り続けることはすばらしい」、「家の中に一つあるけどもう一つ獲りたいし、ゴールを決め続けていきたい」とコメント。2年連続のタイトルに向けて意欲を見せている。
優勝争いとは違って、最後までもつれそうな得点王争い。ケインがこのままゴールラッシュを決め込んで2年連続の栄冠に輝くのか、それともサンチェスとルカクが抜け出すのか、はたまたD・コスタやイブラヒモビッチが追い上げるのか。要注目だ!
チェルシーの優勝が濃厚とされる中、注目したいのは得点王争いだ。近年稀にみる混戦で、各チームを代表するストライカーによる熾烈なタイトルレースが繰り広げられている。
アーセナルのアレクシス・サンチェスは、今シーズンに入ってウイングからCFに主戦場を変え、ここまで25試合に出場して17得点。残り13試合を残す中、早くもプレミアリーグにおける自身の最多記録を更新している。
エバートンのロメル・ルカクは、18得点を決めるなど昨シーズンにそのポテンシャルを開花させた。今シーズンはここまで17ゴールを挙げ、キャリアハイ更新は確実。自身初の得点王獲得が期待されている。
前半戦から中盤戦にかけては彼ら二人に加え、チェルシーの快進撃を支えるジエゴ・コスタ(現在16ゴール)、プレミア初参戦ながらマンチェスター・Uのエースに君臨するズラタン・イブラヒモビッチ(同15ゴール)を合わせた4人による得点王争いが繰り広げられていた。
しかし、この争いに新たに名乗りを挙げた男がいる。昨シーズンのトップスコアラー、トッテナムのハリー・ケインである。
ケインは2014-15シーズンからスパーズのレギュラーに定着。セルヒオ・アグエロ(26得点)に次ぐ21得点を挙げてブレイクを果たすと、2015-16シーズンは25ゴールで得点王を獲得。イングランドを代表するCFに成長した。
迎えた今シーズンは、9月18日に行われた第6節のサンダーランド戦で右足首のじん帯を損傷。11月6日の第11節のアーセナル戦で復帰を果たすまで約7週間の離脱を強いられ、ライバルに遅れをとってしまった。
しかし、ここからケインの快進撃は始まる。アーセナル戦から前節のストーク戦まで16試合に出場し、2度のハットトリックを含む15ゴールと大爆発。今シーズンのゴール数を17まで伸ばし、トップを走るサンチェス、ルカクに肩を並べた。
ケインは今シーズン2度目のハットトリックを達成したストーク戦後、「もちろんストライカーとして、いつも勝ちたいと思っている」と語った。
さらに、「もちろんゴールデンブーツを獲り続けることはすばらしい」、「家の中に一つあるけどもう一つ獲りたいし、ゴールを決め続けていきたい」とコメント。2年連続のタイトルに向けて意欲を見せている。
優勝争いとは違って、最後までもつれそうな得点王争い。ケインがこのままゴールラッシュを決め込んで2年連続の栄冠に輝くのか、それともサンチェスとルカクが抜け出すのか、はたまたD・コスタやイブラヒモビッチが追い上げるのか。要注目だ!