マラドーナに罵倒された素行の悪さがネックか。
2月上旬にアルゼンチン代表監督のエドガルド・バウサが、ミラノまでインテルのマウロ・イカルディに会いに来たとき、イタリア・メディアは「ついに招集が実現するのではないか」と報じた。だが、バウサ監督の中での序列は変わっていないようだ。
2014-15シーズンのセリエA得点王であるイカルディは、3年連続でリーグ戦15得点以上を記録中で、今シーズンンもここまでに15ゴールを挙げてエディン・ゼコ(ローマ)やゴンサロ・イグアイン(ユベントス)らとトップスコアラーの座を競っている。
コンスタントに点を奪える大砲はしかし、以前より素行不良が指摘されてきた。
サンプドリアに所属していた2013年には、同胞マキシ・ロペスの妻ワンダ・ナラ(現夫人)を寝取ったことが問題視され、母国のレジェンドであるディエゴ・マラドーナからは「あいつは死人」と罵倒された。さらにインテル移籍後も自伝での問題発言やサポーターの衝突などトラブルが少なくない。
そうした経緯もあり、イカルディは2013年10月13日のウルグアイ戦に7分間だけ出場して以来、アルゼンチン代表に招集されない日々を過ごしてきた。そんなセリエAきってのストライカーに訪れた朗報が、バウサのイタリア訪問だった。
2月3日にイカルディはインテルの練習場で代表指揮官と会い、ミラノ中心部にあるハビエル・サネッティ副会長のレストランで夕食を共にしたという。当然、代表復帰への想いを明かしただろう。
しかし、その想いはバウサの心に響かなかったのか、アルゼンチン『TYCスポーツ』のインタビューで、「CFのファースチョイスはイグアイン(ユベントス)で、次がプラット(サンパウロ)だ。彼らに何かあれば、イカルディを招集するだろう」とコメント。イカルディとの関係性に問題はないとしつつ、序列に変化はないと強調したのである。
イカルディはバウサとの会談後に行なわれたユベントス戦(セリエA23節)で、試合後に主審に向けてボールを蹴り、さらに暴言を浴びせたとして、2試合の出場停止処分を科された。この行為で、チームの和を重んじるバウサの中で評価が下げたと見ることもできる。
しかし、バウサはリーベル・プレートのルーカス・アラリオも含めた4選手がCFの代表候補だとし、「ベンチに置くためにイカルディを呼ぶことはしたくない。プレー出来るときに招集する」とも続けている。
その「プレー出来るとき」は、はたして訪れるのだろうか――。
2014-15シーズンのセリエA得点王であるイカルディは、3年連続でリーグ戦15得点以上を記録中で、今シーズンンもここまでに15ゴールを挙げてエディン・ゼコ(ローマ)やゴンサロ・イグアイン(ユベントス)らとトップスコアラーの座を競っている。
コンスタントに点を奪える大砲はしかし、以前より素行不良が指摘されてきた。
サンプドリアに所属していた2013年には、同胞マキシ・ロペスの妻ワンダ・ナラ(現夫人)を寝取ったことが問題視され、母国のレジェンドであるディエゴ・マラドーナからは「あいつは死人」と罵倒された。さらにインテル移籍後も自伝での問題発言やサポーターの衝突などトラブルが少なくない。
そうした経緯もあり、イカルディは2013年10月13日のウルグアイ戦に7分間だけ出場して以来、アルゼンチン代表に招集されない日々を過ごしてきた。そんなセリエAきってのストライカーに訪れた朗報が、バウサのイタリア訪問だった。
2月3日にイカルディはインテルの練習場で代表指揮官と会い、ミラノ中心部にあるハビエル・サネッティ副会長のレストランで夕食を共にしたという。当然、代表復帰への想いを明かしただろう。
しかし、その想いはバウサの心に響かなかったのか、アルゼンチン『TYCスポーツ』のインタビューで、「CFのファースチョイスはイグアイン(ユベントス)で、次がプラット(サンパウロ)だ。彼らに何かあれば、イカルディを招集するだろう」とコメント。イカルディとの関係性に問題はないとしつつ、序列に変化はないと強調したのである。
イカルディはバウサとの会談後に行なわれたユベントス戦(セリエA23節)で、試合後に主審に向けてボールを蹴り、さらに暴言を浴びせたとして、2試合の出場停止処分を科された。この行為で、チームの和を重んじるバウサの中で評価が下げたと見ることもできる。
しかし、バウサはリーベル・プレートのルーカス・アラリオも含めた4選手がCFの代表候補だとし、「ベンチに置くためにイカルディを呼ぶことはしたくない。プレー出来るときに招集する」とも続けている。
その「プレー出来るとき」は、はたして訪れるのだろうか――。