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【ブンデス日本人の現地評】苦しんだ2017年の初戦――評価が分かれた武藤、香川、長谷部、酒井らには厳しい目…etc.

カテゴリ:海外日本人

山口裕平

2017年01月24日

復帰した武藤は「ウサギのように走って走って、走りまくった」

国内リーグでは4節ブレーメン戦以来の出場を果たした武藤。ボールに触れる回数は少なかったものの、積極的な姿勢は随所に見られた。周囲との連係が整えば、より存在感を増していくだろう。 (C) Getty Images

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 ブンデスリーガは前半戦最終戦となる第17節が行なわれ、6人の日本人選手が出場を果たした。
 
 マインツ対ケルン戦(0-0)では早速、日本人対決が実現している。
 
 負傷から復帰した武藤は今シーズン、リーグ戦初先発を飾り、2度の決定機を迎えたがゴールはならなかった。大迫も第2節から続く先発出場を伸ばし、チーム最多となる3本のシュートを放ったが、こちらも結果には繋がらなかった。
 
『ビルト』(4点)、『キッカー』(3.5点)の評価は今ひとつだったものの、対照的にマインツの地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はチーム最高タイとなる2点を付け、以下の通りに武藤を称賛している。
 
「この日本人は、ウサギのように走って走って、走りまくった。彼の典型的な役割であるファーストDFとして素晴らしい働きを見せ、前線での組み立てにも貢献した」
 
 89分間のプレーで記録した走行距離11.51kmはチーム5位ながら、ケルンのどの選手よりも多く、シュミット監督も試合後の会見で「ヨッチは先発復帰戦で素晴らしいプレーを見せた。最後のところでテンポに欠けたが、前線の選手たちには満足している」と語った。
 
 一方の大迫に対しては、『ビルト』、『キッカー』ともに採点は4点。地元紙『エクスプレス』も「ヒザの怪我の後で、まだ100パーセントではなかった。39分のヘディングと79分のシュートが脅威だった」とだけ記し、4点を付けた。
 
 右足首からの負傷から復帰し、いきなり先発フル出場を飾ったドルトムントの香川には厳しい評価が寄せられた。
 
 ブレーメン戦(2-1で勝利)では3本のシュートを放ち、スルーパスでロイスの決定機も演出したが、『ビルト』は3点、『キッカー』は4点という採点……。
 
 4.5点を付けた地元紙『WAZ』は「力を尽くしたし、動き回った。しかし、多くのアクションにおいて、常にどこか不運だった。2つのシュートはうまくミートせず、素晴らしいパスはロイスがフイにした」と記し、地元紙『ルールナハリヒテン』も4.5点と厳しかった。
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