2つの異なるクラブでの欧州制覇はドイツ人として初の偉業
ドイツ最大のサッカー専門誌『キッカー』は、2016年の「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に、レアル・マドリー所属のドイツ代表MF、トニ・クロースを選出した。
彼は今年も不動の存在としてマドリーの中盤に君臨し、チャンピオンズ・リーグ(CL)優勝に大貢献。11月に右足を骨折したものの、翌月のクラブワールドカップには出場し、準決勝、決勝で味方の貴重なゴールをアシストするなど、完調でないにもかかわらず存在感を示し続けた。
『キッカー』は電子版にて「クロースは傑出した功績を残しただけでなく、人間性においても優れた面を発揮した」と記して称賛している。
また同ウェブは、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督のコメントも紹介。「チャンピオンズ・リーグ(CL)では、2つの異なるクラブで成功を収めた」と、ドイツ人として初の偉業を称えた指揮官は、以下のようにクロースの優秀さを説明し、また代表での期待を語った。
「結果を残したことはもちろんだが、毎週行なわれるリーグ戦、CL、そして代表試合と、コンスタントにワールドクラスのプレーを披露したことは素晴らしい」
「彼は世界レベルのスターとなった。ドイツが2018年のロシア・ワールドカップでタイトル防衛を狙う上で、重要な役割を担うことになるだろう」
“精密機械”とも称される26歳のクロースを褒めちぎるレーブ監督だが、称賛は選手としての面だけに止まることはなかった。
「彼は人間としても成熟しており、責任感もある。しっかとした価値観を持ち、社会においても手本となれる存在だ」
そんなクロースを称賛する、名将がもうひとり。彼が2012-13シーズンにバイエルンで初めて欧州制覇を果たした際の指揮官だった、ユップ・ハインケスだ。
レバークーゼンでもともに戦った愛弟子について、ハインケスは「世界で3本の指に入るMFであり、今年の最も優れた選手だ」と高く評価している。
監督としてバイエルン、マドリーに在籍したことがあるハインケスもまた、クロースの人間としての面にも触れ、「彼は常に落ち着いており、いかなる時にも羽目を外したりはしない。他の選手が手本すべきスター選手だ」と語った。
彼は今年も不動の存在としてマドリーの中盤に君臨し、チャンピオンズ・リーグ(CL)優勝に大貢献。11月に右足を骨折したものの、翌月のクラブワールドカップには出場し、準決勝、決勝で味方の貴重なゴールをアシストするなど、完調でないにもかかわらず存在感を示し続けた。
『キッカー』は電子版にて「クロースは傑出した功績を残しただけでなく、人間性においても優れた面を発揮した」と記して称賛している。
また同ウェブは、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督のコメントも紹介。「チャンピオンズ・リーグ(CL)では、2つの異なるクラブで成功を収めた」と、ドイツ人として初の偉業を称えた指揮官は、以下のようにクロースの優秀さを説明し、また代表での期待を語った。
「結果を残したことはもちろんだが、毎週行なわれるリーグ戦、CL、そして代表試合と、コンスタントにワールドクラスのプレーを披露したことは素晴らしい」
「彼は世界レベルのスターとなった。ドイツが2018年のロシア・ワールドカップでタイトル防衛を狙う上で、重要な役割を担うことになるだろう」
“精密機械”とも称される26歳のクロースを褒めちぎるレーブ監督だが、称賛は選手としての面だけに止まることはなかった。
「彼は人間としても成熟しており、責任感もある。しっかとした価値観を持ち、社会においても手本となれる存在だ」
そんなクロースを称賛する、名将がもうひとり。彼が2012-13シーズンにバイエルンで初めて欧州制覇を果たした際の指揮官だった、ユップ・ハインケスだ。
レバークーゼンでもともに戦った愛弟子について、ハインケスは「世界で3本の指に入るMFであり、今年の最も優れた選手だ」と高く評価している。
監督としてバイエルン、マドリーに在籍したことがあるハインケスもまた、クロースの人間としての面にも触れ、「彼は常に落ち着いており、いかなる時にも羽目を外したりはしない。他の選手が手本すべきスター選手だ」と語った。