「広島から海外に挑戦させてもらった人間として、もっともっと良い姿を見せられるようにならないといけない」
12月24日、天皇杯準々決勝の鹿島対広島戦の会場に、ドイツ2部のシュツットガルトでプレーする浅野拓磨の姿があった。ウィンターブレイクを利用して古巣の戦い(広島は0-1で敗戦)を見届けた後、報道陣の取材に応じた浅野は、激動の2016シーズン、そして来年に向けての目標を語った。
2016年、浅野は3年半を過ごした広島から世界的ビッグクラブのアーセナルに移籍し、夏にはリオ五輪に出場、その後シュツットガルトへと期限付き移籍した。新天地では11節のカールスルーエ戦でリーグ戦初ゴールを奪うなど、13試合に出場して2得点を記録。しかし、ここまでの自身の出来にはまったく満足できていないようで、古巣の広島とクラブワールドカップでレアル・マドリーに善戦した鹿島の戦いを見て、「もっともっとやらないといけない」と思ったという。
「2016年は本当にいろいろありました。現時点で向こう(ドイツ)での結果には満足していません。一歩一歩階段を上ってこれているとは思いますけど、なかなか上手くいかないことが多いなと。(鹿島とレアル・マドリーの)試合はハイライトしか見ていないですけど、結果(●2-4)を見て結構びっくりしました。それだけ日本のサッカー界も進歩してきているし、日本人の僕らとしても自信になる。自分も広島から海外に羽ばたいたというか、挑戦させてもらった人間として、もっともっと良い姿を見せられるようにならないといけない」
そして、来たる2017年について、心に秘める熱い想いを語った。
「僕たちはまだシーズンが終わってないので、集中も気持ちも切れていない。(リーグ戦が)再開したら、1試合でも多く、1点でも多くゴールという結果でチームの勝利に貢献したいし、リーグで優勝して(チームを)1部に上げるのが個人的な目標でも、チームの目標でもある。そこは絶対に果たさないといけない。その先に、A代表で試合に出て活躍したり、1年でも早くアーセナルに戻って、アーセナルのピッチでプレーすることにつながっていくと思うので。まずは今まで通り、シュツットガルトで100パーセントを出し切って頑張っていきたいです」
リーグ優勝、A代表での活躍、アーセナル復帰――。これらの目標を果たした時、成長の階段を上り続ける浅野は、さらなる進化を遂げることだろう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
2016年、浅野は3年半を過ごした広島から世界的ビッグクラブのアーセナルに移籍し、夏にはリオ五輪に出場、その後シュツットガルトへと期限付き移籍した。新天地では11節のカールスルーエ戦でリーグ戦初ゴールを奪うなど、13試合に出場して2得点を記録。しかし、ここまでの自身の出来にはまったく満足できていないようで、古巣の広島とクラブワールドカップでレアル・マドリーに善戦した鹿島の戦いを見て、「もっともっとやらないといけない」と思ったという。
「2016年は本当にいろいろありました。現時点で向こう(ドイツ)での結果には満足していません。一歩一歩階段を上ってこれているとは思いますけど、なかなか上手くいかないことが多いなと。(鹿島とレアル・マドリーの)試合はハイライトしか見ていないですけど、結果(●2-4)を見て結構びっくりしました。それだけ日本のサッカー界も進歩してきているし、日本人の僕らとしても自信になる。自分も広島から海外に羽ばたいたというか、挑戦させてもらった人間として、もっともっと良い姿を見せられるようにならないといけない」
そして、来たる2017年について、心に秘める熱い想いを語った。
「僕たちはまだシーズンが終わってないので、集中も気持ちも切れていない。(リーグ戦が)再開したら、1試合でも多く、1点でも多くゴールという結果でチームの勝利に貢献したいし、リーグで優勝して(チームを)1部に上げるのが個人的な目標でも、チームの目標でもある。そこは絶対に果たさないといけない。その先に、A代表で試合に出て活躍したり、1年でも早くアーセナルに戻って、アーセナルのピッチでプレーすることにつながっていくと思うので。まずは今まで通り、シュツットガルトで100パーセントを出し切って頑張っていきたいです」
リーグ優勝、A代表での活躍、アーセナル復帰――。これらの目標を果たした時、成長の階段を上り続ける浅野は、さらなる進化を遂げることだろう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)