2016年シーズンのJ１全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ３を選んでもらった。ここでは、磐田の５選手が選出したトップ３と投票理由を紹介する。
 
●ジェイ（FW）
１位▶レアンドロ（神戸／FW）
２位▶家長昭博（大宮／MF）
３位▶槙野智章（浦和／DF）
　レアンドロ選手はとても優秀なストライカーで、家長選手はひとりでゲームの流れを変えられる。３位は、対戦してJリーグ屈指のDFだと感じた槙野選手。浦和の年間勝点１位に大きく貢献していたと思います。
 
●太田吉彰（MF）
１位▶ぺドロ・ジュニオール（神戸／FW）
２位▶武藤雄樹（浦和／FW）
３位▶齋藤 学（横浜／MF）
　僕はサイドの選手なのでドリブラーに目が行きます。キレとスピードは、P・ジュニオールがナンバー１。独力で突破できる齋藤選手も、存在感がありましたね。武藤選手は大事なところで点を取った印象が強いです。
 
●宮崎智彦（MF）
１位▶家長昭博（大宮／MF）
２位▶井手口陽介（G大阪／MF）
３位▶ぺドロ・ジュニオール（神戸／FW）
　家長選手は攻撃の緩急のつけ方が上手く、「プレーに最も余裕がある」と感じました。井手口くんは同じボランチとして参考になるプレーをしている。P・ジュニオールは、対戦相手として嫌なイメージしかありません。
 
●川辺 駿（MF）
１位▶中村俊輔（横浜／MF）
２位▶大島僚太（川崎／MF）
３位▶レオ・シルバ（新潟／MF）
　中村選手の凄さは、キックや戦術眼はもちろん、相手が飛び込めない間合いを作れるところ。もはや最強です。大島選手はラストパスの精度が高く、本当に上手い。L・シルバ選手は奪い切る力とキープ力が光ります。
 
●大井健太郎（DF）
１位▶柏木陽介（浦和／MF）
２位▶小林 悠（川崎／FW）
３位▶家長昭博（大宮／MF）
　柏木選手はゲームをコントロールしていた。いるといないとでは、浦和のサッカーがまったく違うものになる。DFとしては、小林選手のゴールへの動き出しは厄介だった。大宮の上位進出は家長選手の力が大きかった。