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【クラブW杯】殊勲の同点弾を決めた赤崎。柳沢コーチからの“心に響いたアドバイス”とは?

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年12月09日

「途中から出た選手が試合の流れを変える。そう思って準備したい」

63分からピッチに立ち、精力的なプレーで攻撃に活力を与えた赤崎。石井監督の起用に見事応えてみせた。(C)SOCCER DIGEST

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[クラブW開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際競技場
 
 オークランド・シティ戦で63分から途中出場したFW赤崎秀平は、交代からわずか4分後に同点ゴールをマーク。その後も精力的なプレーで停滞気味だった攻撃に活力を与え、逆転勝利の立役者となった。
 
 今シーズンはリーグ戦24試合に出場してわずか2ゴール。ストライカーとしては明らかに物足りない数字だ。それでも気落ちすることなく、懸命にトレーニングに励み、クラブワールドカップという大舞台でその努力を実らせた。
 
 大きかったのは、居残り練習に付き合ってくれた柳沢敦コーチの存在だ。
 
「点が取れなくなった夏頃から個人練習を始めて、いろんなアドバイスをしてもらいました。試合後も練習後も1本1本のシュートに対してフィードバックしてくれますし、それが自分のためになったと思います。非常にありがたい存在です」
 
 なかでも心に強く響いたのは、「自分を信じてシュートを撃て」という助言だ。
 
「それはずっと言われ続けていました。今日点を取れたのも、あの言葉があったからだと思います」
 
 オークランド・シティ戦の勝利に大きく貢献したとはいえ、定位置が保証されたわけではない。金崎夢生の先発復帰が濃厚なアフリカ王者マメロディ・サンダウンズとの準々決勝(12月11日)でも、ベンチスタートが有力視されている。しかし、オークランド・シティ戦のように1点が欲しい展開となれば、赤崎の出番がやってくるに違いない。
 
「途中から出た選手がゲームの流れを変える。そう思って準備したい。もっといいプレーをして、鹿島アントラーズの強さを世界に示したいです」

 本人にもスーパーサブとして輝くイメージはあるはずだ。

取材・文:高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

【クラブW杯PHOTO】 鹿島2-1オークランド・シティ|金崎の決勝点で鹿島が勝利
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