ショックを受けた選手権予選の敗退。磐田内定の針谷は「なかなか立ち直れなかった」。
埼玉県1部リーグ最終戦。最終節前に首位を走る武南と、2位に付ける昌平の『優勝決定戦』は、昌平が4−2で勝利し、逆転優勝を飾った。
勝利の原動力となったのは、プロ内定コンビだった。サンフレッチェ広島入団内定のMF松本泰志と、ジュビロ磐田入団内定のMF針谷岳志が、負ければ高校サッカーが終わり、勝てば後輩たちにプリンスリーグ関東参入への可能性を残すという重要な一戦で、その存在感をいかんなく発揮した。
2−1のリードで迎えた59分、MF星野蒼馬のインターセプトから松本が前線に走り出すと、星野の縦パスを左足ワンタッチからすぐさま右足ダイレクトで前に持ち出してそのまま突破。会場からどよめきが起こるほどの超絶トラップから、GKとの1対1を冷静に決めて、試合を決定付ける3点目を挙げた。
さらに62分には中央でドリブルを開始した針谷が、DFを引きつけてから「動き出しが見えていた」と裏に抜け出した松本へ糸を引くようなスルーパス。これを松本が冷静に決めて4−1。後半アディショナルタイムに1点を返されるが、盤石の試合運びでの勝利だった。
「選手権予選に負けて、本当にショックだった。この間までなかなか立ち直れなかった」(針谷)
インターハイでは初戦で東福岡を3−2で撃破し、ベスト4まで駆け上がり、全国トップレベルの力があることは示した。しかし、選手権予選では優勝候補筆頭と目されながらも、準決勝で優勝した正智深谷に0−1の敗戦。ずっと目標にしていた選手権の舞台には辿り着けなかった。
松本も「自分のところで打開しないといけなかったですし、チーム的にもセットプレー一発でやられてしまって、すごく悔しい経験をしました」と振り返り、悔しさをにじませた。
だが、もう前を向かないといけない。2人にはそれぞれプロという大きな海原への旅立ちが待っているし、その前にこの優勝によって手にしたプリンスリーグ関東参入戦(12月23日、25日)で2勝して、後輩たちにプリンスリーグ関東という舞台を残してから卒業をするという重要な仕事が残っているのだ。
勝利の原動力となったのは、プロ内定コンビだった。サンフレッチェ広島入団内定のMF松本泰志と、ジュビロ磐田入団内定のMF針谷岳志が、負ければ高校サッカーが終わり、勝てば後輩たちにプリンスリーグ関東参入への可能性を残すという重要な一戦で、その存在感をいかんなく発揮した。
2−1のリードで迎えた59分、MF星野蒼馬のインターセプトから松本が前線に走り出すと、星野の縦パスを左足ワンタッチからすぐさま右足ダイレクトで前に持ち出してそのまま突破。会場からどよめきが起こるほどの超絶トラップから、GKとの1対1を冷静に決めて、試合を決定付ける3点目を挙げた。
さらに62分には中央でドリブルを開始した針谷が、DFを引きつけてから「動き出しが見えていた」と裏に抜け出した松本へ糸を引くようなスルーパス。これを松本が冷静に決めて4−1。後半アディショナルタイムに1点を返されるが、盤石の試合運びでの勝利だった。
「選手権予選に負けて、本当にショックだった。この間までなかなか立ち直れなかった」(針谷)
インターハイでは初戦で東福岡を3−2で撃破し、ベスト4まで駆け上がり、全国トップレベルの力があることは示した。しかし、選手権予選では優勝候補筆頭と目されながらも、準決勝で優勝した正智深谷に0−1の敗戦。ずっと目標にしていた選手権の舞台には辿り着けなかった。
松本も「自分のところで打開しないといけなかったですし、チーム的にもセットプレー一発でやられてしまって、すごく悔しい経験をしました」と振り返り、悔しさをにじませた。
だが、もう前を向かないといけない。2人にはそれぞれプロという大きな海原への旅立ちが待っているし、その前にこの優勝によって手にしたプリンスリーグ関東参入戦(12月23日、25日)で2勝して、後輩たちにプリンスリーグ関東という舞台を残してから卒業をするという重要な仕事が残っているのだ。