籾木のPKで1点を返すも及ばず。
[U-20女子W杯 準決勝] 日本1-2フランス/11月29日/ポートモレスビー
パプアニューギニアで開催されているU-20ワールドカップは11月29日、準決勝が行なわれ、ヤングなでしこは決勝進出を懸けてフランスと対戦。1-2で敗れた。
日本の先発は、GK平尾知佳、DF北川ひかる、市瀬菜々、乗松瑠華、宮川麻都、MF隅田凛、杉田妃和、長谷川唯、三浦成美、FW籾木結花、上野真実となっている。
日本は立ち上がり、フィジカルで上回るフランスを巧みな技術とパスワークで翻弄。たびたびゴール前に迫る。しかし、フランスも粘り強い守備で凌ぐと徐々にリズムを掴み、日本がピンチに陥る場面も。
30分、日本は相手のチャージを受けた宮川が負傷退場。代わって、準々決勝で1得点・1アシストと活躍を見せた守屋都弥が投入された。
日本は終盤、長谷川のミドルや北川のドリブル突破などでゴールに迫ったが得点できず。前半を0-0のスコアレスで折り返した。
後半に入り、日本は52分、籾木が最終ラインの裏に抜け出し、シュートを放つが枠をとらえきれない。日本は前線の高い位置からプレッシャーを掛け、攻撃のリズムを掴んだ。
しかし、日本を再びアクシデントが襲う。58分、FW上野が相手選手のチャージを受け負傷。そのままプレー続行が不可能となり、FW西田明華が投入された。日本は交代カード2枚を負傷による交代で使うこととなった。
70分を経過し、試合は膠着状態が続く。互いに粘り強い守備でアタッキングサードへの効果的な侵入を許さない。80分を経過し、日本はボール支配率57パーセントと上回るものの、なかなかチャンスに至らない時間が続く。
結局90分では決着がつかず、0-0のまま試合は延長戦に突入した。
延長前半の立ち上がりに攻勢に出たのはフランス。前線から圧力をかけてボールを奪い、日本ゴールに迫るが、日本はDF乗松らを中心に食い止め、ゴールを許さない。
しかし99分、日本は左サイドへの侵入を許すと、クロスからマテオにヘディングシュートを叩き込まれ、先制点を許してしまう。フランスが1点をリードした。
さらに、その直後、日本は中央を崩され、最後はギャトラにゴールを許し、2点のビハインドとなった。日本は延長前半を0-2で折り返す。
延長後半の109分、日本は籾木がファウルで倒されPKを獲得。これを籾木自らが決め、1点差とする。
終盤、日本は反撃に出るも及ばず、1-2でタイムアップ。ヤングなでしこの挑戦はベスト4で幕を閉じることとなった。日本はボール支配率では56パーセントを記録。シュート数でも15対11と上回りながら、決め手を欠いた。また、球際での競り合いでもフランスの圧倒的なフィジカルの前に劣勢に立たされ、1対1の局面で潰されるシーンも目についた。
敗れた日本は12月3日に、アメリカとの3位決定戦に臨む。なお、決勝は北朝鮮対フランスというカードとなった。
パプアニューギニアで開催されているU-20ワールドカップは11月29日、準決勝が行なわれ、ヤングなでしこは決勝進出を懸けてフランスと対戦。1-2で敗れた。
日本の先発は、GK平尾知佳、DF北川ひかる、市瀬菜々、乗松瑠華、宮川麻都、MF隅田凛、杉田妃和、長谷川唯、三浦成美、FW籾木結花、上野真実となっている。
日本は立ち上がり、フィジカルで上回るフランスを巧みな技術とパスワークで翻弄。たびたびゴール前に迫る。しかし、フランスも粘り強い守備で凌ぐと徐々にリズムを掴み、日本がピンチに陥る場面も。
30分、日本は相手のチャージを受けた宮川が負傷退場。代わって、準々決勝で1得点・1アシストと活躍を見せた守屋都弥が投入された。
日本は終盤、長谷川のミドルや北川のドリブル突破などでゴールに迫ったが得点できず。前半を0-0のスコアレスで折り返した。
後半に入り、日本は52分、籾木が最終ラインの裏に抜け出し、シュートを放つが枠をとらえきれない。日本は前線の高い位置からプレッシャーを掛け、攻撃のリズムを掴んだ。
しかし、日本を再びアクシデントが襲う。58分、FW上野が相手選手のチャージを受け負傷。そのままプレー続行が不可能となり、FW西田明華が投入された。日本は交代カード2枚を負傷による交代で使うこととなった。
70分を経過し、試合は膠着状態が続く。互いに粘り強い守備でアタッキングサードへの効果的な侵入を許さない。80分を経過し、日本はボール支配率57パーセントと上回るものの、なかなかチャンスに至らない時間が続く。
結局90分では決着がつかず、0-0のまま試合は延長戦に突入した。
延長前半の立ち上がりに攻勢に出たのはフランス。前線から圧力をかけてボールを奪い、日本ゴールに迫るが、日本はDF乗松らを中心に食い止め、ゴールを許さない。
しかし99分、日本は左サイドへの侵入を許すと、クロスからマテオにヘディングシュートを叩き込まれ、先制点を許してしまう。フランスが1点をリードした。
さらに、その直後、日本は中央を崩され、最後はギャトラにゴールを許し、2点のビハインドとなった。日本は延長前半を0-2で折り返す。
延長後半の109分、日本は籾木がファウルで倒されPKを獲得。これを籾木自らが決め、1点差とする。
終盤、日本は反撃に出るも及ばず、1-2でタイムアップ。ヤングなでしこの挑戦はベスト4で幕を閉じることとなった。日本はボール支配率では56パーセントを記録。シュート数でも15対11と上回りながら、決め手を欠いた。また、球際での競り合いでもフランスの圧倒的なフィジカルの前に劣勢に立たされ、1対1の局面で潰されるシーンも目についた。
敗れた日本は12月3日に、アメリカとの3位決定戦に臨む。なお、決勝は北朝鮮対フランスというカードとなった。