11月24日、元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラードが現役を引退することを発表した。
 
　ジェラードは、９歳でリバプールのアカデミーに入団し、1998年にリバプールでトップチームデビュー。2003-04シーズンにはキャプテンに就任し、2005年にチャンピオンズ・リーグ制覇に貢献するなど、類まれなリーダーシップでリバプールに８つのタイトルをもたらした。
 
　イングランド代表としても６つの国際大会に出場したジェラードは、2010年のワールドカップ南アフリカ大会と2014年のブラジル大会、さらにはウクライナとポーランドの共催となった2012年のEUROでキャプテンとしてプレーした。
 
　2015年にリバプールを離れ、MLSのLAギャラクシーでプレーしていたジェラードは、今年10月に退団を表明し、その去就に注目が集まっていた。
 
　19年のキャリアを終わらせることを決意した36歳のジェラードは、「僕は信じられないぐらいのキャリアを歩めた。リバプールとイングランド代表、LAギャラクシーで過ごした全ての時間に感謝したい」と述べた。
 
　なお、気になる引退後のキャリアについてジェラードは、「僕はいくつかのオプションを持っていて、まだ決めかねている。もうじき次に何をするかを発表できると思う」とコメントしたことを英国メディア『スカイ・スポーツ』は伝えている。