「ネイマールがバルセロナでプレーするのは、彼のアイドルであるメッシがいるから」と、ネイマールの父がスペインのラジオ局『COPE』の取材に答えている。
 
　ネイマールは先週、バルサとの契約延長を発表し、2021年までブラウグラナ（青とえんじ）のユニホームを着てプレーすることになる。違約金は最大で300億円に達するということで、彼を欲しがる欧州の他のビッグクラブも、簡単には手が出せなくなった。
 
　まさにバルサにガッチリとガードされたネイマールだが、それを承諾したのは「メッシの隣でプレーすることに喜びを感じているから」だと父は語る。
 
「（2013年にサントスから）バルサに入団したのも、今回、契約を延長したのも、メッシがいるから。ネイマールにとってメッシが最大のアイドルであることは、家族はみんな知っている」
 
　ブラジルの背番号10にとって、アルゼンチンの背番号10はかくも大きな存在なのである。またもうひとり、ネイマールには指標となる偉大な先輩がいたという。
 
「もしメッシ、そしてC・ロナウドがいなかったら、ネイマールは存在しなかっただろう。２人はかつてのペレやマラドーナと同じように、世界中の多くの選手に多大な影響を与えている」
 
　そう語るネイマールの父、息子もノミネートされた今年のバロンドールについては、以下のように予想している。息子？　メッシ？　C・ロナウド？
 
「受賞するのはメッシだろう。彼はそれに相応しい選手だ」
 
　ちなみにネイマール自身は７月、バロンドールについて聞かれた際に「受賞するのはC・ロナウド。チャンピオンズ・リーグにEURO……獲ったタイトルが凄すぎる」と語っていた。果たして、親子の予想はどちらが当たるだろうか。

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