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【ルヴァン杯速報】G大阪 1(4PK5)1 浦和|PK戦制し、浦和が13年ぶり2度目のリーグカップ制覇!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月15日

勝負は前後半15分ずつの延長戦へ。

李が交代直後のCKでヘディングシュートを決め、同点に持ち込む。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ルヴァン杯決勝] G大阪1(4PK5)1 浦和/10月15日/埼玉スタジアム2002

【ルヴァン杯決勝 PHOTO】G大阪 1(4PK5)1 浦和|激闘の末浦和が13年ぶり2度目のリーグカップ制覇!

 ガンバ大阪と浦和レッズ、東西の宿敵同士の一戦となったルヴァンカップ決勝は、埼玉スタジアム2002で行なわれ、浦和がPK戦を制し、13年ぶりのリーグカップを獲得した。

 試合はともに慎重に相手の出方を窺う立ち上がりから、徐々に浦和がボールを支配する。9分、後方からの縦パスに反応した関根が左足でミドルシュートを放つと、GK東口の手前でイレギュラーバウンド。しかし、これは東口が落ち着いたセービングで防いだ。

 ピンチを凌いだG大阪は14分、後方からのフィードに抜け出したアデミウソンがドリブルでDFをかわし、中央へ折り返すがゴールに押し込めない。しかし17分、G大阪はアデミウソンが中盤でパスを受けると、巧みなターンからドリブルを開始。追走するDFふたりを置き去りにして60メートル以上独走すると、最後はGK西川の左を冷静に抜くシュートでゴールネットを揺らす。G大阪が先制点をゲットした。

 ここからG大阪がリズムを掴み始め、27分には再びアデミウソンが左サイドからエリア内に侵入。シュートを放つが、この場面はGK西川が好守で凌ぐ。

 30分過ぎ、浦和にアクシデント。左ワイドの宇賀神がクロスを供給した際に足を負傷し、交代を余儀なくされる。宇賀神に代わって、駒井が投入された。浦和は左ワイドに、右ワイドで先発した関根を配置し、駒井が右ワイドに入った。

 前半は次第に展開が膠着し、1-0でG大阪リードのまま終了した。

 後半はともに選手交代なくスタート。

 立ち上がり流れを掴んだのは浦和。4分、関根が左サイドを突破すると、折り返しのクロスを武藤がニアサイドでヘッドで合わせる。しかし、惜しくも枠を捕らえきれなかった。  

 55分、浦和はペナルティエリア付近で関根が相手ボールを奪うと、そのままエリア内に侵入。折り返しに高木が右足で合わせたがG大阪の必死のディフェンスに阻まれた。さらに直後の57分、浦和は再び関根が左サイドを突破。折り返しを今度は武藤が狙ったが、左足のシュートは惜しくも枠を捕らえきれず。

 66分、G大阪は先制点のアデミウソンに代えて長沢を投入する。ここまでやや押し込まれていたG大阪が巻き返しを図る。

 すると67分、G大阪はカウンターから倉田が強烈なシュートを放つが、GK西川のファインセーブに阻まれた。

 浦和は70分、武藤に代えてズラタンを投入。一方のG大阪は72分、大森に代えて藤本を投入した。

 75分、浦和はカウンターから高木が狙い澄ましたシュートを放つも、GK東口の好セーブで阻まれる。しかし、浦和は直後のCKで、直前に投入された李がファーストタッチとなるヘディングシュートを決め、同点に追いつく。

 浦和はその後もチャンスを掴むものの勝ち越しゴールを奪いきれない。G大阪は、ラストプレーでFKを得たものの、これも得点には至らず、試合は延長戦に突入した。

 延長前半は一進一退の息詰まる攻防が続く。中盤がやや間延びし始め、カウンターから好機を窺う展開となる。101分には、カウンターから李が左足で狙うが押し込みきれない。さらに浦和は直後の102分、柏木が右足のシュートを放つも、これはGK東口に抑えられた。延長前半は、スコアが動かず終了した。

 延長後半早々、チャンスを掴んだのはまたも浦和。左サイドを突破した関根がクロスを上げると、駒井がヘッドで狙う。だが、これも枠を捕らえきれずチャンスを逸してしまう。

 その後試合は互いにカウンターで相手ゴール前まで攻め立てるものの決め手を欠き、勝ち越し点を奪いきれない。しかし118分、G大阪は最終ラインの背後に呉屋が抜け出しシュートを放つと、これが右ポストを直撃。ボールは中央に跳ね返り、ゴールライン手前を転々とするところを、森脇にクリアされ、ビッグチャンスを逃した。

 そして1-1のまま延長後半終了を告げるホイッスル。試合はPK戦に突入することとなった。

 G大阪の1人目は藤本。ゴール右に落ち着いて流し込む。G大阪が1-0とリード。浦和の1人目は阿部。こちらもゴール左に沈め、1-1となる。

 G大阪2人目は今野。ゴール中央にけり込み2-1とリード。浦和の2人目はズラタン。ゴール左に決めた。2-2とする。

 G大阪の3人目は丹羽。ゴール左に決め再び3-2とリードする。浦和の3人目は興梠。ゴール右に流し込んだ。3-3となる。

 G大阪4人目は呉屋。やや中央寄りのシュートはGK西川が足でセーブ。G大阪が失敗し、3-3のまま。浦和の4人目は李。ゴール右へ豪快に突き刺した。浦和が3-4とリードする。

 G大阪5人目は遠藤。右足インサイドでゴール右に決めた。4-4とする。そして浦和の最後のキッカーは遠藤。これをゴール右上に落ち着いて決め、勝負は決した。浦和がPK戦を4-5で制し、13年ぶり2度目のリーグカップ制覇を果たした。
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