• トップ
  • ニュース一覧
  • 【G大阪】ベンチ外の遠藤に代わり主将を務めた倉田が躍動。決勝に進むためのベストポジションは?

【G大阪】ベンチ外の遠藤に代わり主将を務めた倉田が躍動。決勝に進むためのベストポジションは?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月08日

「僕が引っ張っていかなければいけない」。

[Jリーグ・ルヴァンカップ準決勝第1戦]
G大阪 0-0 横浜F・マリノス
2016年10月5日/市立吹田スタジアム
 
 倉田秋が久々のトップ下起用に気を吐いた。数多くのチャンスを作り出し、自らも決定機なシュートを4本放った。しかし……GK榎本のビッグセーブなど、横浜の堅い守備に阻まれて得点には至らなかった。倉田のプレーも良かったが、それ以上に榎本や中澤佑二を中心とした横浜のディフェンスが冴えていたと言えた。
 
 前半はG大阪、後半は横浜が主導権を握る展開のなか、G大阪がボールを支配していた時間帯、パス、ドリブル、それにオフ・ザ・ボールの質の高い動きで、攻撃を牽引していたのが、倉田だった。
 
「久しぶりのトップ下だったので、結果を残したかった。めっちゃ楽しかったですよ(笑)」
 
 そう語る倉田は水を得た魚のような躍動感あふれるプレーで前線をかき回し、金井貢史を交わしてのカットイン、さらに約20メートルの無回転ミドルなど決定的なシュートを放っていった。
 
「ミーティングで、『リスクを冒してでも、前からしっかりプレスをかけて行こう』と意思統一を図り、そのたりはある程度できました。前半は流動的に動いて、とても良い感じでボールを回せました。ああったプレーを続けていかなければいけませんね」
 
 そのように振り返った倉田だが、後半サイドにポジションを代えると、チーム全体のバランスが悪くなり、目立てなくなってしまった。また、この日は、ベンチ外となった遠藤保仁に代わってキャプテンマークを巻いた。ジュニアユースから育てられてきただけにガンバ愛は強く、責任感を持って臨んだと言う。それだけに“ひと仕事”できなかったことを悔やんだ。
 
「前半はみんなも良かったので、決めなければいけなかったですね。キャプテンマークを着けさせてもらいましたが、やはり僕が引っ張っていかなければいけないと思っています。今回の(シュートを)外した悔しさはかなりあるので、次の試合でゴールを決めて、決勝に進みたいです」
 
 4日前の浦和戦で喫した0-4の大敗は、さすがにショックだったと言う。とはいえ、倉田はその1敗を冷静に受け止め、しっかりと前を向いていた。
 
【関連記事】
【G大阪】鉄人・今野が珍しく弱音を漏らした理由。「でも、地味に存在感を出していきますよ」
【G大阪】バックパスのミスから“超命拾い”。「次につながった」とGK藤ヶ谷は胸を撫で下ろす
【ルヴァン杯準決勝・採点&寸評】 G大阪×横浜|一時は滝のような雨が降った一戦。ハイパフォーマンスを見せた倉田だが、4度の決定機をすべて外す
【セルジオ越後】「劇的」の影で、浮き彫りになった深刻な課題。中心選手が揃って90分間持たなくなっている
【検証】ハリル監督見た? 11人全員でつないだ浦和の先制点。これが「日本化」の目指す理想形だ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ