雪辱失敗のバイエルン…アンチェロッティ監督は「プレーが遅すぎた」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年09月29日

「タフな相手であり、ビセンテ・カルデロンは難しい場所だ」

技術面、精神面で課題を残した一戦。再び雪辱を誓ったホームでのリターンマッチで、バイエルンはどのようなプレーを見せるか。 (C) REUTERS/AFLO

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 チャンピオンズ・リーグ(CL)でアトレティコ・マドリーとのアウェーマッチに敗れたバイエルン。昨シーズンの準決勝ではアウェーゴールの差で決勝進出を阻まれた因縁の相手との対決だったが、返り討ちに遭うかたちとなった。
 
 トーマス・ミュラー、ロベルト・レバンドフスキが得点機を得ながらも、GKヤン・オブラクの好セーブなどによって阻まれ、35分のヤニック・カラスコのゴールを守り切られたバイエルン。カルロ・アンチェロッティ監督はドイツ公共放送局『ZDF』に、以下のように敗因を語っている。
 
「我々は、攻撃に転じてからのプレーが遅すぎた。ボールコントロールでのイージーミスも多かった。相手はプレーが速く、効率的にチャンスを作っていた」
 
「プレーに決意が足りなかった」と相手との差を表現したアンチェロッティ監督は「最初のうちに1対1でボールを失い、相手にペースを与え、そしてゴールを奪われた」と序盤の出来の悪さを反省した。
 
 2013年から2シーズン、レアル・マドリーを率いたアンチェロッティ監督は、かつての宿敵について「当時と比べて幾らか選手の顔ぶれは変わったが、チーム自体は変わっていない。タフな相手であり、ビセンテ・カルデロン(A・マドリーの本拠地)は難しい場所だ」と語っている。
 
 バイエルンの監督就任以来、連勝が8でストップしたアンチェロッティ監督は、「負けることはいつでも悲しいものだ」と語りながらも、「われわれはまだ、グループを勝ち抜くことはできる。リターンマッチでは(A・マドリーに)勝たねば」と気持ちを切り替えていた。
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