「走るとか、球際とか、そういう部分は毎試合やっている」。
ロシアワールドカップ・アジア最終予選の第2節・タイ戦で、左ウイングで先発した原口は19分、チームに勢いをもたらす値千金の先制弾をヘッドで決めている。
ゴール以外でも、縦へのドリブル突破、カットイン、左SBの酒井高との絶妙なコンビネーションプレー、相手の最終ラインの背後を突く動き出しなど、バラエティに富む仕掛けを繰り出しては、日本の攻撃をけん引していた。
そして、守備面の貢献度も際立っていた。素早く攻守を切り替えてボールを奪いに行くなど、精力的なディフェンスについて聞けば、平然と答える。
「それはいつも通りです。チームでもやっているので。代表でもやらなければというか、いつも通りのことをやっただけです」
守備のタスクは“やって当たり前”。「そこは十分に評価されてきたので」と、自信をのぞかせる。
所属するヘルタ・ベルリンでは、攻撃も守備も分け隔てなく、全力でプレーしている。
「走るとか、球際とか、そういう部分は毎試合やっている」。だから、代表でも自分のプレーを「自然に出せた」。
もちろん、それだけで満足はしていない。アグレッシブに攻守両面に関わるだけでは、ハリルジャパンでの居場所は得られない。
「代表では、それ以外に仕留めるというか、ゴール前でのクオリティが求められる。そういうところをもっともっと追求していかないと、ポジション争いには勝てないと思います」
9月シリーズを終えてドイツに戻ってからは、まずはアウェーでのインゴルシュタット戦に挑む。さらなる進化を求める原口は、これまで以上に結果にこだわる。
「やっぱりゴール前。ドイツでも結果を残したい。この仕事量を減らさずに、ゴール前で仕事をする。大変ですけど、トライしていきたい」
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
ゴール以外でも、縦へのドリブル突破、カットイン、左SBの酒井高との絶妙なコンビネーションプレー、相手の最終ラインの背後を突く動き出しなど、バラエティに富む仕掛けを繰り出しては、日本の攻撃をけん引していた。
そして、守備面の貢献度も際立っていた。素早く攻守を切り替えてボールを奪いに行くなど、精力的なディフェンスについて聞けば、平然と答える。
「それはいつも通りです。チームでもやっているので。代表でもやらなければというか、いつも通りのことをやっただけです」
守備のタスクは“やって当たり前”。「そこは十分に評価されてきたので」と、自信をのぞかせる。
所属するヘルタ・ベルリンでは、攻撃も守備も分け隔てなく、全力でプレーしている。
「走るとか、球際とか、そういう部分は毎試合やっている」。だから、代表でも自分のプレーを「自然に出せた」。
もちろん、それだけで満足はしていない。アグレッシブに攻守両面に関わるだけでは、ハリルジャパンでの居場所は得られない。
「代表では、それ以外に仕留めるというか、ゴール前でのクオリティが求められる。そういうところをもっともっと追求していかないと、ポジション争いには勝てないと思います」
9月シリーズを終えてドイツに戻ってからは、まずはアウェーでのインゴルシュタット戦に挑む。さらなる進化を求める原口は、これまで以上に結果にこだわる。
「やっぱりゴール前。ドイツでも結果を残したい。この仕事量を減らさずに、ゴール前で仕事をする。大変ですけど、トライしていきたい」
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)